学生時代、誘われると札幌の近郊の山に登っていた。その頃は山歩きという言葉はなくて、里山の山歩きも単純に登山と言っていた。しかし、自分で計画して登るということまではしなかった。その後アウトドア趣味は、スキー、家族でキャンプという形に移行していった。でも山歩きの楽しみと言うか心地よさは体に浸みていたと思う。
1998年、精神的危機が私を襲った。私は憑かれたように山歩きをし始めた。ガイドブックを片手に日帰りの山歩きを「ひたむき」にこなした。楽しみというより苦行に近かったかもしれない。精神的に落ち込み、それに連動するように体力的にも疲弊していた私のどこにあの体力が残っていたのだろうと今思えば不思議である。
次第に私は回復していた。山歩きがどれほど癒しの効果をもたらしたか分からないが、少なくとも同行してくれた友人の友情に救われたと思っている。
今また、楽しみとして山歩きを再会したいと思っている。以下は1998年以降の山歩きの記録である。
2016年4月に頸椎ヘルニアの手術2回したが経過は良くない。若い頃の体力はない。そして今回は心身両方の不調。しばらくは登山は出来ないかもしれないが、近郊の山を山歩(さんぽ)したいと思っている。
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