「今月のフェイス・ロック」-1999.Vol.3

「馬場さんのお別れ会には行かなくていいんですか?」

先日、出張で東京の配給会社を回っていた時に開口一番、言われた台詞。やぁ〜、ワ シが行ってもねぇ〜。それにしても悲しかったッス。訃報を聞いた日の夜はあまりに も悲しくて温泉に行っちまったもんね。で、今、喪中ッス。
プロレスの風景が変わる。それは昨年からの長州、猪木、前田という相次ぐ大物の引 退でわかってはいたことだけれど、生涯、現役レスラーとして突然のさよならをして しまった馬場さんに関してはふいうちを食らった戸惑いと悲しみと、色々な感情がい り交じってなんか心の奥にポッカリと穴が空いてしまったような、ヒック。(泣いて んだよ) でも先日の松山大会では三沢選手、健気に頑張ってたよ。技のキレも良 かったしね。ジャンボ鶴田の引退も発表され、若き三沢が初めて鶴田をフォールした 日のこと、懐かしく思い出します。まるでがんばれ元気のようだったのだよ。

プロレスの話しばかりですみません。最初に戻って、東京では配給会社さんにこれか ら公開される作品について色々伺ったのですが、いやぁ、すっかり洗脳されて帰って きましたよ。あの話術って凄いよね。どんどんソノキになっちゃうもんよぉ。どんな に面白い映画か、どんなに宣伝に力を入れているか、どのぐらいの興行成績が見込め ているか、ということをありとあらゆる角度から攻めてくるわけです。ルナティック に戻ってきて、即、橋本さんに言いました。「秋は3週間空けて待っていよう。」 (笑)

そのウワサのスゴイ映画とは『バッファロー’66』です。皆さん、覚えておいて ねっ。  


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