シネマルナティックは、1994年10月1日にオープンした松山で唯一のアート系映画館です。経営者兼支配人兼従業員である橋本達也さんの個人的映画館といえます。そして映画ファンのボランティアで支えられています。
　橋本さんは、1990年11月4日に閉館となったフォーラム松山の元支配人。フォーラム松山が閉館となった後も、映画への情熱を持ち続け、広島のサロンシネマ、松山のシネリエンテで働いてこられました。
　そして橋本さんは、1992年5月末にシネマルナティックの活動を、数人の仲間と、シネリエンテのレイトショーという形で開始することとなりました。最初の上映は、パラジャーノフ作品の連続上映でした。その後、フィルムマラソンの上映形式もとりいれ、シネリエンテで上映した作品は、約70本にのぼります。
　1994年8.月.9月には、元フォーラム松山で単発の上映会を再会することとなり、続いて1994年10月1日、正式に常設映画館シネマルナティックがオープンしました。

　2005年7月1日、シネマルナティックの２号館「シネマルナティック湊町」がマツゲキ２階（シネリエンテ跡）にオープンします。それまでのルナティックは、「シネマルナティック河原町」として存続します。