今月のフェイス・ロック

「今月のフェイス・ロック」-1999.Vol.2

近々、松山の映画館が３倍に増えるそうですね。それって一体どういうことになるんでしょうか。映画人口が同じように３倍に増えるとはとても思えないです。それに今まで松山で観られなかったような作品が上映されるようになるのかという疑問もあります。まあ出来るのは事実なのですから今後、松山は熾烈なシネコン戦争が繰り広げられるわけです。で、ワシらのルナティックであります。お客様からも「大丈夫なんですかぁ？」と、聞かれたりして「はぁー、なんかウチはあまり関係ないみたいで…」とヘラヘラしていますが、それでも全く影響が無いとは言えないですよね。何らかのしわよせはあるだろうなぁ、と。だけど慌ててもしょうがないし、ルナティックはルナティック。我が道を行きますので今後ともよろしくお願いします。
『鮫肌男と桃尻女』のリクエストが結構多いのですが、上映は４月下旬から５月ぐらいになりそうです。『鮫肌…』は、望月峯太郎のマンガなんですが、ワシは以前、これを映画化してほしくてある監督さんにマンガを送ったのでした。誰？なんと及川中監督（『日本製少年』）じゃーっ！及川さんは「アクション映画を撮りたいんだなー。マンガの原作で」と言われていたので「だーっ、面白いのがありますよー」と、おススメしたのでした。うーむ。ワシにとっては『鮫肌…』はアクションだったのね。でもそれ３年ぐらい前の話しでずっと忘れてたんだけど、及川さんの新作は『富江』というホラー映画だったにゃん。そして『鮫肌…』はいつの間にか映画化されていたっちゃ。浅野忠信と聞いた時にはずっこけました。ワシの中のキャスティングでは蝶野正洋（新日本プロレス）だったのです。うおーッ、ヤクザキックゥー！でもまあどんなふうになっているのか原作ファンとしては楽しみなことよのぅ。ともあれ、もうしばらくお待ち下さいね。
　

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