ルナティック通信/「今月のフェイス・ロック」-Vol.1/98年3月

 もう4月のスケジュールなんて早いですよね。でもまだまだ寒くて春っ!て気がしないのねぇ。
 さて、ルナティックに押し掛けて来て2ケ月に入ろうというところです。声をかけて下さった皆さん、ありがとうございます。肩書きは支配人ってことにさせて頂きました。いやぁ、何かテレてしまいます。でもまだこれといって実りある仕事はしていないのでエラそうなことは言えません。最初、鼻息荒かったんだけど、ついついのんびりしてしまって。
 でもハーさんと相談しまして、これから月に1度はフィルムマラソンをやろうじゃないのって決めました。フィルマラは体力勝負だからねぇ。で、まぁワタシかハーさんがどっちか倒れても片方、生きてりゃ大丈夫っしょ。ああ、ホントにアホが二人になってどぉするって感じですが、、、。取り敢えず、4月は『プラス!』ほか、元気の良いイギリス映画の公開に合わせて、"美神たちの誘惑"シリーズをお届けします。そう、あの懐かしや、一世を風靡したイギリス貴公子たちの映画なのさっ。『眺めのいい部屋』『モーリス』『アナザーカントリー』『マイビューティフルランドレッド』の豪華4本立てですわい。そんで『眺めのいい部屋』は完全版、『モーリス』は、無修正版ってワケわかんないけど楽しいそうでしょう。
 しかし彼らもこの後、色々ありましたよね。ヒュー様こと、ヒュー・グラントはわいせつ行為で話題になり、このスキャンダルを自らアレンジして役者として飛躍したし、ルパート・エヴェレットはゲイであることをカミングアウトしてゲイ役の達人となった。ダニエル・デイ・ルイスは一番、まっとうな道を歩んでいるように見えるけれど、イザベル・アジャーニとのゴタゴタが!あとの貴公子クンたちは、ヘンな顔になったとか、役に恵まれない、とかけっこう苦労してたりする。
 あの時代を知っているワタシたちって良かったよなぁとしみじみ思ってしまったりするのです。ホントに女の子たちがドドッと劇場に押し寄せたんだよぉ。まぁそんなワケで今回のフィルマラで、あん時や良かったっていう世代の人もまだお子ちゃまだった人も、ぜひ一緒の空間を共有して頂きたいと思います。
 フィルムマラソン、その次はフランス映画、次は台湾映画特集なんてどうかなって考えてます。どうぞお楽しみに!!
 三沢、新記録達成-。V8!!三冠王としてドームへっ!

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