石鎚山・東稜コース


2012年4月28日
 4月28日(土)、今年のゴールデンウィークの初日、石鎚山に登った。天気予報を調べてみると、最初の3連休は初日のみが晴れということで、友人に連絡すると彼もOK。土小屋を登山口とした。さぞかし登山客の車で駐車場は埋まっていると思いきや、空いている。どうしたことだろう。
登りは通常のコースをたどり、初めて三の鎖を経験した。二の鎖は時々挑戦するが三の鎖は初めて。二の鎖と比べて短いが勾配は急である。  下りは東稜コースを降りた。登りでは東稜コースをかつて2回経験しているが、下りでは初めて。下りだとコースも判別しづらいうえに、登りより膝にきて体力的にもしんどい。2日後の今日少し膝が痛い。それと最近、体力が回復するのに2〜3日ほどかかる。年のせいだろうか。
まだ雪が残っているところが所々にあった。まだ新緑も芽吹いていない。
この日は雲ひとつない快晴で、気温も急上昇遠く瓶ケ森が見えた。
石鎚山の全景
初めて経験した三の鎖。友人は迂回路を登った
三の鎖を登り切ると、弥山山頂の社の裏に出る。そこから天狗岳をパチリ。
少し下り山頂小屋の前から、西の冠、二の森、堂ケ森方面を移す。
友人は天狗岳も遠慮するということで、一人で天狗岳に向かう。天狗岳から弥山を写す。
南尖峰を下ったところにある墓場岩南尖峰まで戻り反対側にある東稜コースを下ることとする。友人とは駐車場で待ち合わせの約束。
こんなところを下る。ちょっと怖い。こちら側にも奇岩がある。
真ん中の笹原を滑りながら下った。その笹原を60代の数人のグループと出会った。「一人でえらいね」と声をかけられる。急坂はちょっと怖いだけだが、ここを越えたあたりから、登山道が明瞭でなく、迷いそうでそっちの方が一人で歩いていると怖かった。東稜基部という東稜登山口の上にある看板。これを見て一安心。通常コースに帰ってこられた。

2011年10月10日
 この日の天候はうす曇。ただ5時発なので出発時は真っ暗で晴れているのか曇っているのか分からなかったが。目指すは石鎚山登山口の土小屋。国道33号から県道に入り、面河渓手前にある石鎚スカイライン入り口付近までたどり着いたのは7時前。車が並んでいる。7時からしかスカイラインが開門しないらしい。数分待って土小屋まで出発。土小屋の駐車場は既に満杯状態。今日は東稜コースで上ることとする。下の絵のコース。このコースを登るのは2007年以来2回目。
Garimin OREGON550でトラックログを取り、カシミールで表示したもの。
東稜基部というところで通常のコースを左に折れいきなり急坂を登る。登山口には「通行禁止」の看板が立っている。
写真が小さく分かりづらいが、細長い笹原の急坂を這い上がり、最初の岩峰を越えると、矢筈岩に続くのこぎり状の尾根があり、そこを渡る。
そして写真奥に見える矢筈岩の絶壁をよじ登る。
両手で笹を掴みながら這い上がる。
尾根に出ると反対側に通常の登山コースが見渡せた。
この岩稜を恐る恐る登ってきた。手前の岩場が垂直でここが一番難儀をした。
岩稜のアップ。後続の登山者が足元に注意を払って登ってきている。
南尖峰から天狗岳を望む。
二の森に続く稜線
天狗岳から弥山を望む
弥山から天狗岳を望む

2007年10月13日
 今回の石鎚は、初めての東稜コース。国道33号線を久万町で左折して直瀬経由で面河渓まで。国民宿舎近くの駐車場で車を一台置いて、もう一台で土小屋まで行くこととした。帰り、愛大石鎚小屋経由で面河まで下るコースをとるための考え。コースを朝聞かされて大丈夫かなと思ったが、いざとなれば一人土小屋まで下ればいいと考え納得。
 東稜コースの基点からいきなり、険しい登り。急坂の笹原あり、10cmもない絶壁の壁を横切るところあり、90度の絶壁を鎖・ロープなしで登るところありと、スリル満点であった。
 やっとの思いで南尖峰にたどり着き、大砲岩、墓場尾根を見物して昼食。天狗岳、弥山は、紅葉シーズンですごい混雑。特に弥山は座る場所がないといった状況。
 土小屋へ下るコースは数珠繋ぎの状態なので、面河へ下る決心をした。静かな下りコースとなったが、愛大小屋を過ぎるあたりから急な下り道となり、難渋。ほんとうにやっとの思いで面河までくだった。
2007年登山時のルート図へ
登り初めてすぐ西条方面が見えるいつもの場所で記念撮影
石鎚全景
東稜コースの基点、ここを左折する。進入禁止の看板あり林の中の険しい登りで始まる視界が広がり東稜コースが現れる
最初の笹原を登る休憩ポイントから急坂の笹原を見上げる休憩ポイントから下を覗く
急坂の笹原を登りきったところから下を急坂の笹原を登りきったところから上を別の方向の笹原
こんな所を渡ります引くとこんな感じの絶壁ですもっと引くとこんな感じ、怖い
よく登ってきたものだと思います。
今度は絶壁を登りますこんな感じ登りきって下を見る

続く


石鎚山系

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