南三方ケ森(白潰)・伊之子山
1156m・872.4m


 国土地理院の地図では山名は白潰と記載されている。今回南三方ケ森と記載したのは、「お山へ行こう」の研究を読ませてもらったから。「お山へ行こう」によると、白潰は北三方ケ森からみると南にあるので南三方、東三方ケ森からみると西にあるので西三方ケ森と呼ばれていたらしい。
 白潰という山は以前から気になっていたが、webサイトでヒットするページの山行記録では途中登山道が崩落していて山頂まで行き着けなかったという記載ばかり。最近「エントツ山から四国の山」の「しまなみ隊登山記」で白潰までの安全な登山記録を発見。そこでそのコースをたどってみた。しまなみ隊のみなさんには快適なコースだったみたいだけれど、私には大変きついコースだった。
登山ルートへ
登山口駐車場。林道はこの先も続いているが、ここが登山口登山口。赤ペンキが目印、杖が何本か置かれていた。
水ケ峠。写真の上が伊之子山そして南三方ケ森(白潰)へ続く登山道。写真下が北三方ケ森へ続く登山道。北三方ケ森への登山道
いきなり急坂が続く。下山時は滑る足元に注意が必要。写真では分かりづらいけれど、厳しい急坂。急坂を登りきると、伊之子山頂上(872.4m)
伊之子山の少し先に広場がある。ここで迷ってはいけない。進行方向、向かって左に赤テープが続くがそれにつられて下っていくといけない。広場の奥に笹に隠れるように南三方ケ森(白潰)への登山道がある。
アップダウンの続く登山道。登山道は明確で整備もされている。図根点で休憩。
見晴らしは良くないが整備された登山道。笹もきれいに刈られている。我々以外登山者に会うことはなかったが、誰が整備しているのだろう?数少ない開けた場所。東側の山並みが見える。
唯一登山道で西側が開けた場所。見えるのは興居島。同じ場所から。右の山が高縄山、左の山が大月山。
岩場を通って、、、。最後に急坂が待っている。これは下山の時の写真。登りの時はきつくて写真を撮る余裕もない。
南三方ケ森(白潰)頂上。高さは1156m。見晴らしは良くない。東(左)に行くと東三方ケ森への縦走路があるが、すぐ先で崩壊して先に進めない。南(奥)に行くと、三角点(1150m)・明神ケ森への縦走路三角点に向かって進む。細い尾根を通って行ってみる。こんな崖になっている。
三角点へ続く尾根道は見晴らしが良い。遠くに見える山は石墨山。尾根道から見た南三方ケ森(白潰)の頂上
三角点。ここは見晴らしがいい。三角点の広場。明神ケ森へ続く縦走路があるが、この先の道も崩壊しているらしい。
三角点から東側のパノラマ写真
登山中に見かけて黄色い花登山中に見かけてムラサキの花
赤い実、山は秋白いきのこ
ブナの木ダンスをしているような
落葉樹の森、登山道の西側はこんな感じで疎林になっているところがあった。おまけ。赤いテープの巻かれた木が下まで続く。水ケ峠トンネル手前の林道で一番奥まで行くとこの登山道に行き着くのか?

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