石鎚・二ノ森・堂ケ森縦走


 朝5時30分出発。国道11号線を桜三里手前で右折して国道494号線に入る。梅ケ市登山口の駐車場に1台車を駐車し、もう一台で土小屋まで。  石鎚までの登山道あ歩きやすく、途中の休憩もほとんどいらない。天気予報では晴れだったが、山は霧が巻いて視界が悪い。
 二の鎖を登ろうとすると、先客がたくさんいてなかなか前に進まない。登り切ると日頃の運動不足、タバコのせいで息があがる。  石鎚頂上は霧にすっぽり包まれて視界ゼロ。そのうえ突風が吹き寒いくらい。早々に二ノ森へ向かう。二ノ森への縦走路も結構歩きやすく難渋することはない。ただ相変わらず霧に巻かれて視界が悪い。途中平坦なところで昼食をとった。
 二の森頂上直下にちょっときつい登りがあるけれど総じて楽な歩きであった。石鎚と違い人のいない静かな山である。頂上は狭い。コーヒーを飲んでいざ出発。あとは下りだから楽勝と思ったのが間違いであった。
 最初、五代の別れあたりの笹原はほんとうに気持ちが良い。テント泊でもできたら良いなと思う。でもだんだん下りの方が疲れた足にはこたえるのが分かってくる。堂ケ森直下まで下ったところで足が疲れてしまい、堂ケ森まで登るのが億劫になり、回り道はないのかと思うがなくて堂ケ森を越えて保井野分岐点へまで。
 ここからが大変だった。人工林の植栽された尾根道を延々下る。この行程が一番こたえてしまった。登山口まで降りた時はへとへと、土小屋から9時間30分経過していた。  
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登山口からしばらく歩くと瀬戸内海が見えた石鎚への登山道。「お上りさんで」と声をかけられる。登山道脇に咲く花二の鎖前

石鎚の頂上は霧に巻かれて360度真っ白。そのうえ突風が吹く。早々に引き上げる。石鎚小屋で聞いた二の森への分岐点。上へいけば二の森、下へ行けば面河二の森への道一瞬霧の晴れ間から見えた石鎚山頂

二ノ森への登山道から霧に晴れ間をねらって石鎚方面を撮った

上の写真の右180度の光景

二ノ森近くの登山道二ノ森頂上。我々以外の3組の方がいた。石鎚と比べるとほんとに静かな山である。
残念ながら二ノ森頂上も視界360度真っ白な状態であった。

二ノ森を堂ケ森に向けて下る登山道から見た、二ノ森・石鎚方面(たぶん)

クラセの頭付近の笹原(堂ケ森方向)クラセの頭付近の笹原(二の森方向)五代の別れ付近の笹原ピンク色のササユリ

雄大な堂ケ森。梅ケ市方面から見た堂ケ森はどうってことのない山のように見えるけど、二ノ森側から見る堂ケ森は威風堂々って感じ。

堂ケ森頂上堂ケ森から見た面河ダム湖保井野分岐点、左に折れると梅ケ市。梅ケ市への下りに難渋。梅ケ市の登山口


石鎚山系

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