世田山山335m/笠松山359m


 世田山の登山口である世田薬師の駐車場に車を置かせてもらう。「世田薬師」という名前は正式ではなく、世田山(335m)の山上に奉られているお薬師さんだからというのが、この愛称の由来です。正式には山号を世田山、院号を医王院、寺号を栴檀寺といいます。本尊は、身丈9尺の珍しい立像の薬師如来です。山上(奥の院=本堂)と山下(太子堂)に伽藍が分かれてます。  
ルート図
駐車場から見上げた世田山登山口のお地蔵さん。
登山口近くの登山道作りかけで放置状態の不動明王の石仏。
本堂手前には長い石段がある。我慢して登る。本堂横には立派なお墓らしきものが。「太平記の「世田山の合戦」によれば、興国3年(1342年)、新田義貞の甥にあたる大館氏明が伊予の守護として世田山城を護っていたところに、北朝方の細川頼春が―万余騎の大軍を率いて攻め込ん来ました。大館主従は善戦するも敗色濃厚で、最後には世田山城に籠城し、これまでと城に火を放ち切腹するという壮烈悲惨な落城の様子が書かれています。」この大館氏明とその主従の墓のようです。この日は気温30度超えで汗びっしょり。 大館氏明のお墓の背後に登山道がありしばらく行くと世田山の頂上です。
世田谷山を過ぎると稜線歩きが続きます。二つ目の山が笠松山です。 稜線の片側は垂直に切り落ちてます。世田山と笠松山には三角点はなくてその中間点に三角点があります。ここはその三角点の近く。
茶色の建物はタオル美術館です。今治の市街地としまなみ海道も見えます。
笠松山の頂上には観音堂があります。観音堂の中にはノートが置いてあり参拝者(登山者が記念にメモを残してます。毎日登頂をされているあの知る人ぞ知るはるさんもメモを残してました。)下山して太子堂で病気平癒をお願いしました。

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