ATA/66カードを取り付ける

AEC6260Mの入っていた箱です。商品名はAHARD66と変わっています。 本体に装着したところ。HDDへの接続にはATA66/100対応ケーブルを
使用しましょう。

 ここでは。ACARD社のAEC6260M(AHARD66)というカードの装着の事例を解説します。解説といってもPCIバスに取り付ければ、特別なドライバーも必要ないので、自動的に認識されます。一つだけ注意が必要なのは、接続するHDDはそのままの環境では使用できません。一度初期化してOSをインストールし直す必要があります。

 一応私が装着した時の例を順を追って記載しておきます。
1.PCIバスにAEC 6260Mを装着。
2.on boadのIDEにつないだHDDからMac OSを起動してファームウェアを最新のものにバージョンアップ。
3.HDDをAEC6260MにATA66/100対応IDEケーブルでつなぎ直す。
4.Mac OS9.1をCDから起動してドライブ設定で初期化する。私の場合は、IDE仕様30GのHDDを3つのパーティションに切りました。(7.8G+17.2G+5G)
5.Mac OS9.1を第2パーティションにインストール。
6.OSX 10.1を第1パーティションにインストール。(DT266では、HDDの先頭から8Gまでにシステムをいれないといけないから)
7.第3パーティションはデータ用にしました。

 ほんとうは第3パーティションにVine Linux for PPCをインストールするつもりでしたが、Vine Linux for PPCのマニュアルをみると、Mac OS8.6のドライブ設定で初期化する必要があるとの記載があり、Mac OS9.1で初期化した上記のHDDにはインストールできないので、手持ちのSCSI仕様のHDDにインストールしました。
 OSXをインストールするHDDはOS9.1で初期化する必要があるので、OSXとVine Linuxは同居できないという結論です。

 で、効果のほどはというと劇的というほどではありませんが、体感的に早さを実感できます。


・製品情報、デバイス互換リストと日本語マニュアルは、ACARD社のこのページにあります。
・最新のファームウェアはここからダウンロードできます。
・このカードの総合解説ページは、Midgeの部屋をお勧めします。セットアップマニュアルや対応のCDR/RWの対応表、BBSがあります。
パソコンのページに戻る
不器男のホームページに戻る
inserted by FC2 system