539. 独り暮らし。 オオノ  2002/02/17 (日) 22:38
>しんさま

一人立ち。おめでとうございます。
料理は気合い。洗濯は努力。掃除はタイミングで、
がんばってください。

いいかげん。私もパラサイトシングル(古っ)を止めないと
ヤバいことになりそうです。

でもね、座っててもご飯ができてくるんだよ?
家に帰ったら、洗濯もしてくれているんだよ?
布団なんかも干してくれちゃってさ。
あー。嫁さんほしいな。

なにかと話題の大野姉妹。気になります。

『君』を入れ忘れたら、暴れん坊将軍みたいに
なってしまいました。すみません。



538. チェブラーシカ オオノ  2002/02/17 (日) 22:29
なんだろね?
これ。

おもしろい?なんかちがう。
かわいい?確かにかわいんだけど。

全編を包む、少し悲しげな音楽。
孤独な動物達の織りなす少しズレ気味の内容。

何かの前フリかと思えば、違う。
悪い人かと思えば、いい人。

一人でチェスするワニ。
回るコマを見つめる謎の生物。
ネズミをバックに忍ばせ、いたずらするばあさん。

うーん。
かわいいけど、ちょっと変。
面白いけど、なんか変。



537. レスありがとうございます>よしのさん&オオノさん しん君  2002/02/17 (日) 22:23
何かと話題の大野姉妹。しかも、よしのさんの後輩やったとは…世間ってケッコー狭いもんですね。
でも、彼女たちには、幸せな結婚してくれてると嬉しいですな。

「ネット断ち」ですか。やっぱ電話代かさむのですね。ウチはケーブルで繋いでるから気にならないけど。

でも、春先には「1人立ち(だち)」します。そう、一人暮し。
やっぱね、1人で暮してこそ「独身貴族」の名を語れるっちゅうもんですからね。審査さえ、通ればマンション購入とかね(笑)
料理修行中です、ハイ。



536. 『MEMENTO』速報? しん君  2002/02/16 (土) 18:06
広島在住のツレS君(妻子有り)からのメール

とにかく観て欲しい。ネタをバラしたくないので簡単な紹介だけ。

前向性健忘症(発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう症状)という記憶障害に見舞われた男が、最愛の妻を殺した犯人を追う異色サスペンス。

物語は、ある時点から時間を逆行して進められていくので、途中で寝ようものなら「あっ」という間に置いていかれる。頭の中で、物事を整理しながら観なければならないので、脳が疲れる。観終わった後に、考え込んで、また疲れる。
とにかく、もう一度観たいと思わせる作品。
凄ぇよ、コレ。

かなり期待できそうな作品らしいです。



535. 【地獄の黙示録】 しん君  2002/02/16 (土) 17:05
★ネタバレ有り★

ブッ通し203分は、確かに長かった。
しかし、203分の間、スクリーンに釘付けでした。
俺は、最初の【黙示録】は観てないので、映画全編が驚異でした。さっそく、翌日にゃ、紀伊国屋で[地獄の黙示録 完全ガイド]まで買った(笑)
この本読んでると、もう一回観たくなりました。
しかし、映画の中で、プレイボーイのプレイ・メイト達(女の子)が、ヴェトナムで戦う兵士の為に、妖艶な肢体でコンサートするんですけどね。
これは、マライア・キャリーを思い出した。彼女は、同時多発テロの報復攻撃で戦う兵士達を励ます為、現地に向かい、セクシーなアーミー服姿で、兵士達を腑抜けにしてましたね(笑)
つまり、マライアは、プレイメイトと同等、もしくはそれ以下の存在価値になってしまった(笑)
ま、彼女の結婚を知ってりゃ、まず想像つくけどね。



534. はじめまして よしの  2002/02/15 (金) 19:58
最近になってルナティックへ行く機会が増えました。
昨日は「夜になる前に」を観ました。
とても満足できた映画でした。
もう少し上映期間が長ければ、もう一度観に行ったと思います。
いつもスケジュールだけ見て去っていたので、
これからはこちらも覗きたいと思います。

しん君さんがご存知の「大野姉妹」、
私の後輩です。きっと。部活も一緒だったような・・・。
お姉さんは優等生でしたね〜。確かに。
懐かしい人を思い出させてもらいました。





533. 久々ですが。 オオノ  2002/02/13 (水) 22:10
>しん君さま
SISITER OHNOイコール美人姉妹というイメージは
嬉しいやら痛いやら、
実際私には妹がいますので、大野姉妹なわけですが、
妹が小学校の時に男の子にまちがわれ、女の子にナンパされかけ、
私が中学の時、今は無き実祖父に、「どこのぼっちゃんや?」と
問われる。と、いうような感じなので、
程遠いイメージといえましょう。

そうそう、あと精神年齢14才に縁談すすめる人。
いますねー身近に。
T建設の若社長!本気でカンベンしてください!
というか、いいかげんにしてください。

では、最近ネット断ちしていてレスに気付くのおくれて
面目ないです。こんど『チェブラーシカ』観に行こうと思います。



532. 【夜になるまえに】&【ザ・ミッション】 しん君  2002/02/13 (水) 02:15
【夜になるまえに】
ウーーーーーン・・・・・
これって、カストロ政権下においてのファシズムですよね。
当時のカストロが、そして殺されてしまったゲバラが、どんな革命をやろうとしていたのか?それが非常に気になる。
僕は、当時の状況を客観的に全く知らないから、何とも言えません。
無理矢理に革命をやっちゃあ、それは単なるファシズムだし。
合意のもとで、行わなきゃ民主主義じゃないし。
頭の中で、何かがグァン…グァン…鳴ってます(泣)
ただ、僕は同性愛を否定はしない。
人類が、【避妊】とゆう手段を得た時から、【同性愛】は、成るべくして生まれた【愛】だと思ってます。
つまり、人類にとって【SEX】=【生殖行動】じゃ無くなった訳です。
【結婚】だけが【愛】じゃないし、
【出産・育児】だけが【愛】じゃないし、
・・・一体、人間にとって、何が【フツー(普通)】なのか?
【フツー】って、そんなに大切なモンなのか?
多数の人と違ってたら、悲しいのか?
要は、自分自身が納得できる事が、一番重要なんですけどね。

【ザ・ミッション】
無茶苦茶・・・スンゲェ格好良い!!!!!!!!
ホンマに、惚れたね。
こーゆー映画って、久しぶり。
なんか、格好良過ぎて・・・もう一回観たい。
でも、時間的に無理なんだよなぁ(泣)



531. 【贅沢な骨】追記 しん君  2002/02/09 (土) 00:21
登場人物たちが、映画の中で苦悩してる事って、だいたい十代の思春期の頃(〜遅くとも20代前半まで)に脳みそ沸騰するくらいに悩みに悩んで、解決してるもんじゃないんですかね?
僕はそうやったから、同年代の人も、みんなそうやと思ってるけど、違うんでしょうか?
そやから僕は、35歳の永瀬君にお風呂で「俺も汚い」と泣かれても、全然感情移入できないんです。
これって、もしかするとキャスティング・ミスかも?
登場人物のそれぞれが、十代の男女やったら、納得できる映画になったかもね。

栄光に向かって走る あの列車に乗って行こう
はだしのままで飛び出して あの列車に乗って行こう
土砂降りの痛みの中を 傘もささず走って行く
嫌らしさも汚らしさも 剥き出しにして走って行く
聖者になんてなれないよ だけど生きてる方がいい
だから僕は歌うんだよ 精一杯でかい声で
THE BLUE HEARTS【TRAIN TRAIN】より抜粋

性懲りも無く、また、ブルーハーツ(笑)
でも、中学の時、これ聞いて「この生き方やな、俺の生き方は。」って本気で思いました。



530. Re: 「贅沢な骨」「真心&0cm^4」 しん君  2002/02/06 (水) 23:38
> でも、なんで日本映画ってこんなにウソくさい演技になるんでしょうね(苦笑)。
> 私だけかなあ、そう感じるの。
> 洋画やったら、普通の日常を演じるとき、すごく自然に見えるんやけど、「贅沢な骨」見てたらところどころなーんかウソくさくて笑っちゃいそうなところがありました。
> もう一つ、あの曲がすべてを台無しにしていますねえ。

★こんばんわ♪>jkさん
それは、多分【ウソくさい演技】なくて、【脚本のキャラクター自体
[登場人物]の重み】だと思います。

リアルじゃないとゆうか、真実味が無いとゆうか、観ていて【心にグッ・・・と来ない。迫り来るモノが無い。】ですね。

一番、残念に思ったのは麻生久美子の乳首が見れなかった事ね(笑)
つぐみちゃんは脱がしておいて、麻生久美子は脱がさない。これは卑怯です。

あそこまで、麻生さんにやらせるのなら、潔く最後までやらせた方が、良かったと思う。



529. 「贅沢な骨」「真心&0cm^4」 jk  2002/02/06 (水) 21:16
「贅沢な骨」、私は思ってたより良かったです。
主人公の未熟さはたぶん、私には分かる気がする。
でも、なんで日本映画ってこんなにウソくさい演技になるんでしょうね(苦笑)。
私だけかなあ、そう感じるの。
洋画やったら、普通の日常を演じるとき、すごく自然に見えるんやけど、「贅沢な骨」見てたらところどころなーんかウソくさくて笑っちゃいそうなところがありました。
もう一つ、あの曲がすべてを台無しにしていますねえ。

「真心&0cm^4」見てしまいました。
うーん、どないやねんって感じでした(苦笑)。
「0cm^4」の視点は面白かったかなあ。
夜のルナティックはドキドキでした。
「アメリ」が早く見たいなあ。



528. 【贅沢な骨】 しん君  2002/02/06 (水) 01:05
「偏見はアカン、観てから文句言わなアカン」で、観た。
やっぱダメやわ、この行定監督は。
監督が言いたい事は判る。
そやけど、なんでかなぁ?『そんなん判っとるわ!ボケ!』と言いたくなるような描き方。
登場人物が、歳の割には、凄く人間的に未熟やなぁと思った。
『今まで生きてきて、何しとったん?』って感じやね。
これは、もちろん俳優が悪いのじゃ無くて、やっぱ脚本が悪い。
映画は、脚本が全てやね。
で、脚本は・・・行定監督が書いてた(笑)



527. 「息子の部屋」 jk  2002/02/03 (日) 18:25
jkです。

東京で「息子の部屋」見ました。いろいろ感想書きたいけどうーん、なんと言えばよいか。
家族とか、死をテーマに描く映画はいっぱいあるけれど、今までのそのどれとも違う視点から描いている気がしました。
そうか、家族それぞれの反応がものすごくリアルだったからかもしれないなあ。
とにかく後に残る映画です。最後のシーンがすごい。それぞれの心情を見事に描いていましたね。



526. Re: 『息子の部屋』ふたたび しん君  2002/02/02 (土) 23:31
【再生は可能だ、ある程度まで。
では、何によってその家族は癒されるのか?
それは、新たな人との出会いである。】

ヒカルさんが言われた事、僕は身を持って経験してるので、思わず頷いてしまいました。

でも、あんなに親密な家族のふれあいを見せられると、不覚にも結婚を・・・考えてしまった(笑)

向こう(特にヨーロッパ)の家族関係って、人間 VS 人間 だから羨ましいです。日本じゃ、親 VS 子供 の関係だけやからね。



525. 『息子の部屋』ふたたび ヒカル一平  2002/02/02 (土) 21:39
------- 映画の内容に触れていますのでご注意下さい -------

タムタムさんやしん君さんなどがこの映画を観て下さったことを嬉しく思います。
『息子の部屋』はいまや1日1回(17.25 〜)の上映に限られ、風前の灯火(ともしび)状態 。火が消えないうちに皆さん是非劇場に足をお運び下さい。
自分は「この映画1本で今年は満足」といった充足感を味わっています。「今年あと観る映画はほとんどオマケ」であると。
むかし、スタンダールの『赤と黒』を読んだとき「もう、これ以外読むべき本はない」と思った時によく似ています。
自分が『息子の部屋』に最高にハマッた理由・・・。
それは簡単に言うと次のようなものです。
ナンニ・モレッティカントクはまず次のように問いかける。
あるとても幸せな家族(夫婦間に愛のいとなみがまだ存在し、社会階層も上の方で、ふたりの子供たちは健やかに成長している )にその最愛の息子を亡くすという不幸が襲ったとき、その家族は再生できるのか? できるとすれば、何によってか?と。
カントクはこう答える。
再生は可能だ、ある程度まで。
では、何によってその家族は癒されるのか?
それは、新たな人との出会いである。
最愛の息子を亡くした家族はその息子のガールフレンドの不意の
訪問を受け、彼女とその男友達を国境近くまで車で送って行く。
それも、最初予定した地点よりももっともっと遠くへ。
その過剰さが、彼女との別れにカタルシスを与える。
最愛の息子を亡くし離散しかけた家族は、ほんのつかの間であったが、息子と縁のあった彼女との新たな出会いと別れによって癒されたのかも知れない・・・。ラストシーンは自分にとってそのように語っていたのです。




524. 【息子の部屋】観ましたよ♪ しん君  2002/02/02 (土) 00:49
あのとき、ああすればもっと

今より、幸せだったのか?

・・・ブルーハーツの詩を思い出しました。

受け容れ難い「現実」を突きつけられた時、あなたはどうしますか?

映画全編が、かなりリアルな映画でした。

僕も昔、僕にとっての「人生のどん底」に落ちた時がありました。

あん時は、本当に世界が灰色で、食欲も失せ、心は虚無感で溢れてました。他人と話すのが、億劫でした。

でも、精神分析医って本当に必要なん?

日本じゃ馴染みが無いだけに、よう判らん。

本当の悩みを打ち明けられる親友がいないのか?

それとも、そーゆー悩みは、精神分析医だけにするもんなのか?

あっ、判った。俺が悩む事は、凄く単純な事で、精神分析医に相談するのレベルじゃ無い訳や。

どちらにしろ、最後は自分で立ち上がらんといけんのやけどね。



523. Re^2: 「ゴーストワールド」 しん君  2002/01/31 (木) 00:28
初めまして>sister ohnoさん
「ohno」とゆう姓は、懐かしいです。
私事で申し訳ないのですが、高校の頃の友達で「大野姉妹」とゆう美人姉妹がいました。彼女達は、東雲高校に通ってたのですが、ちょっとした知り合いでして、初対面の時、僕は一つ年上のお姉さんの方に一目惚れしたのを思い出しました。卒業後は、確かに日本福祉大学に行ったはず(成績、メチャクチャ良かったです)。

当時、僕はしっくす・てぃーーーん。わけぇ(笑)
でも、計算では…あれから、10年経っとんよねぇ。
あれから10年も経ったなんて・・・
自分が、26歳なんて・・・
その感覚・自覚が、まず無いです。
要は精神年齢が、14歳頃から止まってる感覚です。
その頃から、『なんで、消費税やねん!?もっと削るトコあるやろ!!』と、愚痴ってましたからね。
14歳に、結婚は無理です。だから、検査室のY主任!
オイラに、職場の女の子を紹介するの辞めて下さい(T_T)
僕の辞書には、「結婚」の二文字が無いのです。
気の弱い僕には、本人に言えませんので、「心の叫び」っちゅう事で。
つまり、Noと言えない日本人(笑)



522. Re: 「ゴーストワールド」 sister ohno  2002/01/29 (火) 22:15
しん君さま
はじめましてです。
ゴーストワールドよかったですよね。
自意識過剰ぎみ青春の1ページを
想い起こさせる作品でした。
原作コミックでの
レベッカとイーニドの関係が好きです。
面白い&イイ感じですのでぜひみてください。
ジョシュの扱いが映画版より丁寧です。

ではまた。



521. 「息子の部屋」観ました。 タムタム  2002/01/29 (火) 00:19
先週末、衣山CSにて「息子の部屋」観ました。全体の印象としては、淡々としたものを感じましたが、人間、イヤなことがあったら普段はプロとして仕事していても、ミスをしたり、怒ったりしてしまうといったところに非常に人間らしさを感じました。「蝶の舌」のように、もう一度は観ておきたい作品になりました。追伸〜 ミーハーで申し訳ないんですが「オーシャンズ 11」も観たいなと思っております。ジョージ クルーニー カッコエエんやもん。



520. 「ゴーストワールド」 しん君  2002/01/28 (月) 23:55
原作は読んでへんけど、この映画好きです。

・・・以下より、ネタバレありです!!・・・

レンタルショップでの、店員と客のやりとりは、ホンマに爆笑でした。
ただ、フェリーニの【8 1/2】(1963)と、【Nine 1/2 Weeks】(1985)をそれぞれ、どんな映画なのかを、知っていないと笑えない。
笑えなかった人、頑張って古典映画と、B級映画を観ましょう♪♪♪

【ラストのバス停】

廃線になったバス停で、ずっとバスを待ち続ける老人。

はたから見りゃ、「何、馬鹿な事をしてるの???」と、当然に思う。

でも、ある時、本当にバスが来ちゃうのね。

このシーンは、凄く感動したね。

つまり、「はたから見りゃ、馬鹿な事なんだけども、根気強く続ける事

により、現実に変えていく力強い生き方」みたいなモノを、感じまし

た。もちろん、俺の勝手な思い込みだろうけど。

原作、読むつもりです。

P.S.ただね、ラストのバス停でね、バスを待つ事と、バスに乗る事、これらを、「死」と捉えるかどうかで、もめました(笑) 題名も「ゴーストワールド」だし、死んじゃうんじゃないの?ってな意見多かったけど、僕は他の町に行って、再スタート切ってると思います、ハイ。




519. Re^2: 【蝶の舌】2回目 1/25(金) しん君  2002/01/28 (月) 23:31
こちらこそ、初めまして>pieさん♪
待ち切れずに福山まで、行かれましたか(笑)
福山といや、シネマモードですかね?
【銃を前に自由を叫べるか?】
どうでしょ?俺も、頭に銃を突き付けられた状態で、自由を叫べれるだろうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やっぱ、叫んでしまうんやろぉなぁ(泣) 
そんな性根で、今まで生きてきたし(職場では、抑えてますけどね)。
でも、家族がおったら、違うと思います。
やっぱ、家族を養っとったら、自分独りだけの「命」やないからね。
反射的に自分より、まず家族の事考えてしまうやろな。
やっぱね、家族がおったら、自由が効かんから弱いです。そーゆー意味では、独りモンの方が、ある意味「強み」があります。
でも、本当の意味で「強い」のは家族持ちですね。家族持ちの男ってのは、家族を守る為なら、何でもやるやろしね。俺かて、そうです。
【蝶の舌】の入り
まぁ、トントンらしいです。カンフル剤とまでは、いかないけど・・・まぁ、まだ何とか首の皮一枚で繋がってる状態かな?(笑)
昔みたいに、【ムトゥ 踊るマハラジャ】【シュリ】みたいな、大ヒット作が無いのが寂しいね。



518. いまさらですが。 sister ohno  2002/01/27 (日) 23:21
昨年の上映作ですが、「ゴーストワールド」良かったです。
期待通りとはいきませんが、八十点くらい。
ずっとルナテイックの上映プログラムのチエックしてなくて、
最終日の最終回に仕事帰りあわてて観にいったカイはありました。
原作とはチト内容が違いますが、出演者の濃さで、補ってます。
スカーレット・ヨハンスンは子供のころの方が好きですが、
ソ−ラ・パ−チにはかなり良かった!惚れました!!
ブシェミも良かった!!!途中本気で恋しそうでした。
最後には我にかえりましたが。
途中だるいトコもあり、オチもいまいち納得できませんでしたが、
だいたいオッケーでした。オープニングの音楽も良かった。

さて私、時々「はさみあげ」というフリーペーパーを
ルナテイックさんにおかせて頂いています。
いつもこころよく了解をいただき、ありがとうございます。
そして、これからもよろしくおねがいします。

二年程前に松山市を離れ、映画を観に行く機会も減りましたが、
またルナテイックに観にいきたいです。
さしあたり「タッチアンドイマジネーション」と「メメント」
を観る予定です。これからも素敵な上映作品期待してます。



517. Re: 【蝶の舌】2回目 1/25(金) pie  2002/01/27 (日) 16:42
初めての投稿です。しん君さんはじめまして。
私も【蝶の舌】2回観ました。昨年待ちきれなくて福山に観にいったのです。ルナティックで上映することはわかっていたのですが…。
ファシズム台頭によって人間性が破戒される、その恐ろしさが、豊かな自然、少年と先生との触れ合いが美しく描かれているだけに、深く迫ってきました。
しん君さんと同じように、私も小林多喜二を思いました。26年前
学生時代に映画『小林多喜二』(当時山本圭さんのファンだった)を
観て、怒りと悲しみにやりきれない思いをしました。
その後、チリのアジェンデ政権が軍事クーデターによって倒された様を
描いた『サンチャゴに雨がふる』を観て、友人と「銃を前に自由を叫べるか?」というようなことを話し合ったことがありました。
私は臆病者だから、多喜二のような拷問のまえでは、屈服してしまうだろうな。友人は、どんなことがあっても「ベンセーレモス!」と叫ぶと
言っていました。
この【蝶の舌】を観た時もそのことを思い出し、思想・信条の自由が侵される時、自分がどういう態度がとれるか…を考えました。
しん君さんのように毅然とした姿勢を貫けるか?
私の永遠のテーマかもしれない。

さて【蝶の舌】の入りはどうだったのでしょうね?
ルナティックはいつまでもあってほしいです。






516. 話に聞いた特高の拷問 しん君  2002/01/27 (日) 00:58
爪と指の間に、極太の布団針を刺す。

生爪を、ペンチで無理矢理はがす。

真っ赤に焼けた鉄の棒を、背中に押し当てる。

本当に、特高(警察)は、酷い奴等です。

昨今の不祥事でも判る通り、腐りきってます。

下記アドレスの映画、マネキネマでやりたなぁ・・・(--;

http://www.japanesedevils.com/



515. Re: 蝶の舌 しん君  2002/01/26 (土) 22:58
こっちこそ、お久しぶりです!
元気にしてましたか?>jkさん
僕は、号泣とまではいかないけど、涙は出ました。
ただ、涙よりも心に沸々と煮えたぎるモンがありましたね(笑)

【知の欲求のベクトル】について
★基本的に、僕は凄く頑固です。
僕の基本理念として・・・Beatlesの名曲[ACROSS THE UNIVERSE]で
「Nothing's gonna change my world」
(何ものも、私の世界を変えることはできない)
・・・とゆう詩があります。
だから、どんなファシズムの抑圧されようとも、自分のアイデンティティなる物、精神の根底にある物は、変えようとは思わないし、変えられる物でもない。ただ、他人の考え方を、自分の思想にプラスする事はできます。自分で「これ、エエなぁ♪」って思った考え方は、素早く取り入れたりしますね。
【本能は時に人間が気まぐれに作った歴史に負けるっていうことなんやろうか】
そうじゃないと思う。ただ、人間って愚鈍だし、【誤った道】を歩んでこそ、【誤った道だったんだな】と納得し引き返し、その道は二度と歩まないようにしてるんじゃないのかな?
ま、それでもブッシュ・小泉・最近だと、雪印食品みたいな愚かな人間達もいるけどね。
あーゆー人達を【馬鹿は死ななきゃ、治らない】って言うんだろうね。
僕は、昔【恋の道】を誤ってばかりいましたけどね(苦笑)



514. 【蝶の舌】2回目 1/25(金) しん君  2002/01/26 (土) 22:32
いやぁ、これを逃したとなると、人生明らかに損してますね、ヒカルさん(笑)
上映終了後、懐かしい知人を数人見掛けて、それぞれと少し挨拶を交わしました。
ある知人は『歴史的背景を勉強してから、もう一回観ます』と言ってましたが・・・僕だって、歴史的背景なんて、よくは知ってません。
ただ、この当時のスペインの状況と、日本の状況は少し似ていました。今でこそ、日本は思想・信条の自由が保障されてますけど(現実的には、まだまだ徹底されていないけどね)、当時は違ったのです。
たとえば、「蟹工船」の小林多喜二。彼は、思想的理由によって特高警察(現在の警察)に捕まり、特高警察の拷問によって殺されたのです。この頃の日本は、共産党関連、左翼的な思想を持つ人は、みーーーんな捕まって、殺されんばかりの拷問を受け、小林多喜二のように、次々と死んでいった人が沢山いました。
今でこそ、昭和天皇の事を「Fuckin’Hirohito !!」と叫んだところで、逮捕なんてされませんけど、当時はそれだけで、殺されてた時代なんです。これが、ファシズムです。
だから、僕は国家権力・公安に対して、中指突き立て「Fuck You !!」です。
この姿勢は、老後もきっと変わらないでしょう・・・いや、変えれないのです(笑)
小林多喜二関連・・・http://homepage2.nifty.com/otsu/travel/otaru.htm
P.S.その後、運良く(?)マネキネマの運営委員Mさんと遭遇し、彼の奢りとゆう条件付で、行き付けの寿司「よ志の」で飲ませて頂く。奢りの酒、美味しゅう御座いました(笑)



513. 蝶の舌 jk  2002/01/26 (土) 20:11
お久しぶりです.jkです.

「蝶の舌」見ました.よかった.
東京の先輩が「これは絶対見ろ!俺は号泣した!」といってきたのですが,
見終わって非常に考え込んでしまいました.
いろいろ思うことはあったけれど,私は「知の欲求」について考えました.
知の欲求のベクトルは人によって違っていて,
ある程度自分の目指す方向が定まってくると,
うんと考え込んで戻ったり,
勉強して違うベクトルに角度を変えたりしながら
自分の知識(意識でもいいのか)を確立していくのだと思う.
けれど,その一番はじめのところでは,自分の信じる方へ向かうという
本能的な知の欲求が存在するような気がする.
虫に興味を持つ少年もいれば,その横の草に興味を持つ少年もいるように.

けれど,ある日突然自分が確立してきた意識が,世の中で廃絶すべきランクにまで落とされたりする.
本能的に持っているものに一つも間違いなんてあらへんのやし,
そしたら,本能は時に人間が気まぐれに作った歴史に負けるっていうことなんやろうか.
考えがまとまっていません.ごめんなさい.

余談ですが,「蝶の舌」相当いろんな人に見に行けと言っています.
よい映画だからもあるけれど,ルナティックがつ○れたら,私困る…



512. 「『息子の部屋』の素晴らしさに言葉を失う」の巻 ヒカル一平  2002/01/25 (金) 01:26
今日、衣山CSで『息子の部屋』を観てきました。
昨日まで風邪で寝込んでいたのが嘘のような今日の南予出張(笑) 。どうも最近ルナティックとは縁がないようで、『蝶の舌』は列車の松山到着時刻の関係でハナから無理だったのです。
・・・前置きはさておいて、いまお読みくださってるあなた・・・
そう、あなた、嘘はいいませんから、明日の夕方に自由時間があれば、ぜひ衣山CSの5番館のシートにお座り下さい。
たしか、自分の作品評(★が5つで満点)では
『千と千尋の神隠し』が★★★★★だったはずですが、
『息子の部屋』ー『千と千尋の神隠し』= ★
という方程式が成り立ってしまいました(笑)。
オイオイ、『息子の部屋』は★★★★★★かよー。
イエス。★を6つ進呈します。
うーん。信じられないくらいの神業(かみわざ)的傑作。
しかも、全然とんがってなく、ちょっとユーモアもあって(『リリィ・・』にはユーモアのかけらすらなんてなかったし)、こんな素直な映画は観たことないです。これが、ルナティック上映作品なら不器男サンに評論を送りたいくらい(笑)。ナンニ・モレッティカントクは初物だったけど、さすがの彼にしてもおそらく生涯に1本撮れるか撮れないかといったレベルの奇跡的な映画だろう。スンマセン、衣山CSの広告塔みたいで。ちょっと、ホントに素晴らしすぎて頭イカレちゃってます・・・。
男性陣はもちろんのこと、さえさん、まるさん、きのさんたち女性陣も勉強や仕事が忙しいとは思いますが、お時間があればぜひ駆けつけてみてください。



511. Re: レスありがとうございます。 しん君  2002/01/24 (木) 01:10
> ヒカル一平さま。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
> つーか、ナイスハンドルネーム!!
★「ヒカル一平」とゆうのは、一昔前のアイドル歌手(男性)の名前らしいですね(笑)
僕の「しん君」は、家族・幼馴染の呼び名からとったモンですので、後に「さん」とか「さま」とか、つけなくていいですよ、ホンマに!
そのまま、呼んでください。



510. Re: 映画館へいきたい・・・ しん君  2002/01/22 (火) 22:00
> 愛媛出身のかたおかれいこさん・・・倒れられたそうだがだいじょぶかな??少し心配だわ。「ハッシュ」にでたたのかな?
★片岡礼子さん、脳内の血管から少し出血してたらしいです。
でも、命に別状は無く、手術も無事終わったそうです。



509. 【蝶の舌】 しん君  2002/01/22 (火) 19:52
ファシズムと戦う、民主主義と共産主義・・・そして、アナーキズム。
色々な要素が含まれている映画でした。
最初は、ただのセリフだと思ってた言葉が、ラスト近くになると、全く違った意味を持ってる事に気付かされる。言葉の裏に隠された、真実と言うべきか。
この映画は、一度じゃ「観た」とは言えない。
最低でも、2回は観たい傑作でした。



508. 「Pain」楽しみです。 せあ・h  2002/01/21 (月) 21:59
 少し前の「愛媛新聞」に、中泉英夫さんと、「Pain」の記事がありましたが、中泉さんのルナティックでの舞台挨拶もいつか実現すればいいなと思います。
 あと、「シビラの悪戯」も楽しみですし。



507. 映画館へいきたい・・・ まる  2002/01/21 (月) 21:59
こんばんわ。
最近映画館へいけてない。冬休みにゴジラととっとこハム太郎にはいったけど・・・みなさんの書き込み読んでは映画への思いを募らせている毎日です。
愛媛出身のかたおかれいこさん・・・倒れられたそうだがだいじょぶかな??少し心配だわ。「ハッシュ」にでたたのかな?



506. レスありがとうございます。 きの  2002/01/21 (月) 18:01
「光の雨」のレスありがとうございました。
しん君さま。
4月ですか・・・・・。そろそろかなと思っていたので
ちょっとショック。こまめにチェックしてみます。
今、一番楽しみにしてる作品なので。

ヒカル一平さま。
「光の〜」のオフィシャルページに公開劇場の中に
シネマルナティック入ってたので上映はあるとおもうのですが。
つーか、上映してッ!!
つーか、ナイスハンドルネーム!!



505. 『リリィ・・・』 〜 限りなく透明に近いブルー 〜 ヒカル一平  2002/01/20 (日) 23:39
----- 映画の内容に触れていますので、未見の方はご注意を -----

今日『リリィ・シュシュのすべて』を観てきました。
もちろん自分は映画製作に携(たずさ)わる者ではないので、そんな自分がアレコレ言うのもナンですが、観終わった後に何か胸騒ぎはしたんだけど、多分それは期待はずれの印象をどこかで補おうとする心の働きに他ならず、真っ正直に言うと「やはり、深みに欠ける」というのが一番で、田園で一人CDを聴いている男の子なんてのは心象風景としてはいいのだろうけれど、やはりそんなイージー(安易)な映像は全部カットしたところで14歳を描いて欲しかったし、できればひとっこ一人の殺さないで14歳を描いて欲しかった、なぜなら、自殺者は年々増加しているとは言いながら、我々の周りで自ら死んでしまうような14歳は少ないのだし、みんな生きながらえながら14歳というバラ色か灰色か知らない季節を乗り越え通過して行くんだし、脚本も書いている岩井カントクが自分の都合で14歳たちを死なせているようにもちょっと思ったし、いやいや映像の力はもの凄いのだからモッタイナイと少し悔(くや)しくもあった。
全然作品の内容は違うけど、村上龍氏の小説『限りなく透明に近いブルー』のタイトルを思い出しながら、雨の街を帰路についた。
14歳か・・・・うーん。昔も今もある意味で残酷な季節だと思う。
と言うわけで、自分的には作品評は
★★★でした。
また、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

> きのさん

こんにちは。『光の雨』って上映予定に入っているんですか。
もうすぐ上映スケジュールが更新されると思います。



504. 「光の雨」 しん君  2002/01/20 (日) 23:10
こちらこそ、初めまして。
【光の雨】は、ハッキリとした上映期間は決まってないそうです。
とりあえず、するとしたら4月の予定らしいです。
その頃に、もう一度ルナティックに電話して貰うか、僕にメールください。
出来る限りの事は応えたいのでね・・・。



503. 教えてください きの  2002/01/20 (日) 19:18
はじめまして。
今度シネマルナティックで上映予定の「光の雨」は、いつからかご存知のかたいらっしゃったら、教えていただけませんか?



502. 三池崇史の現在・過去・未来 ヒカル一平  2002/01/19 (土) 11:54
昨夜、ビデオで『極道戦国史 不動』(三池崇史)を観ました。
高評価の噂はイヤと言うほど聞いていましたが、三池崇史カントクは初物でした。したがって、『オーディション』も未見です。
『不動』は1996年の作品。おそらく想像以上にローバジェット(低予算)と推定されます。カメラはの『HANA-BI』(北野武)を撮った山本英夫氏。三池カントクとは以前からずっとコンビを組んでいるみたいです。でも、さすがに『不動』ではアートの匂いは少なく、カントクともどもアクションに徹していました。まず 、その点が両氏とも潔(いさぎよ)くて良し。
で、この『不動』ですが、才能爆発とまでは行かないまでも、未完の大器を思わせる作品となっており、後半ではマイケル・チミノカントクの『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』を思い出してしまいました。つまり、孤高の映画魂に貫かれている・・・。
とりあえず、この作品を三池崇史の過去とすると、今度ルナティ ックで上映されるであろう『殺し屋1』は氏の現在であろうし、もしかしたら、このカントクは代表作というものを持たずにひたすら映画をとり続け、そして消えていく(未来)運命なのかも知れない。
だとすると、『殺し屋1』(評論家による評価は今回意外に低いようですが)における「三池崇史の現在」をぜひ観てみたいものだと思う。



501. 【愛のエチュード】 しん君  2002/01/19 (土) 01:36
まぁ、基本的といや基本の脚本でした。
でも、ジョン・タトゥーローやし、大好きなエミリー・ワトソンやし、見逃せない映画でした。
終わり方も、そつのない終わり方でしたが、満足できました。
まぁ、楽しめた映画でありました。ご馳走サマ!!
http://www.amuse-pictures.com/etude/



500. 今年の成人式 しん君  2002/01/18 (金) 00:16
高松市長が泣いたらしいですね、去年に比べて平穏やったって。こんな事ぐらいで、泣くなっちゅうねん。
でも、逮捕者も少なからず出たね。アホやねー。何考えて生きてるでしょうか?何にも考えてなさそうですけどね。
僕は成人式行ってません。野沢温泉にスキーに行ってました。
だって、退屈極まりなさそうじゃないですか、成人式って。
特に会いたいなーってゆう、昔のツレもおらんかったし。会いたきゃ、会うで、電話するやろし。
大体、成人式の意味自体判らんし。存在自体が無駄やと思いますよ。
酒は16で始めたし、煙草は吸いたくなかったから吸わんかったし。日本人て、とにかく形式ばった事が好きなんやろね。
成人式=アメリカの高校のプロムパーティみたいなモンに趣旨変更したらええのに、と思います。どーせ、酒飲んで騒ぐんやったらね。
千葉の浦安だっけ?TDLで成人式やったの?それ、成人式ちゃうやろ!ってね。まぁ、バブルの頃は、ジュリアナ東京でやったし。自治体も何考えてんでしょうかね。あー、やっぱり愚痴になってしもた(笑)



499. 【仄暗い水の底から】試写会 しん君  2002/01/17 (木) 23:20
ツレが行かれへんので、チケット貰いました。
まぁ、苦手な映画の種類ですね。やっぱ、理系頭の僕には無理でした。
まず、幽霊なんて信じてへんし、「おるんやったら、出てこんかい!ワレ!!」(幽霊に対して)って言うタイプやし(笑)
【リリィ・シュシュ】もなー、正直なトコかなり不安です。岩井監督の作品は、一つも観てへんし、観ようとも思わへんからなー、何となくやけど。
メメントは、メジャーっぽくて「入り」が期待できるし・・・そーゆー意味でも楽しみですな。
http://www.otnemem.jp/memento/index.html



498. Re: 蝶の舌観ました。あ、リリィも。 ヒカル一平  2002/01/16 (水) 01:59
> タムタムさん

たぶん自分もいま松山の方に行くことがあれば、『蝶の舌』と『リリィ・シュシュのすべて』のハシゴになるでしょう・・・。
それと、困ったことにもう少しすれば去年のカンヌ映画祭グランプリである『息子の部屋』(ナンニ・モレッティ)が衣山CSで、『おいしい生活』(ウディ・アレン)がリエンテで始まりますし、かといって中田秀夫カントクの『仄暗い水の底から』も無視できません 。中田カントクの『仄暗い水の底から』には『回路』(黒沢清)への返歌が込められているような気がするからです。また、たぶんこういう状況でなければチェックしたであろう『ヴィドック』は息を殺して見過ごさなければならないのでしょうか。それから、スキーにも行きたい訳ですから、どうも始末がつきません(笑)。
とりあえず、今夜は妻とビデオ屋まで夜の散歩をして、ラース・フォン・トリアーカントクの『奇跡の海』と三池崇史カントクの『極道戦国史 不動』のビデオを借りてきました。
実は『スワロウテイル』の口直しにと以前、流れ星さんが仰っていた小津安二郎カントクの『晩春』を目当てに行ったのですが、TSUTAYAにも置いてありませんでした。

で、どうでしょう、タムタムさん。『蝶・・』と『リリィ・・』はお気に入りの映画になりましたか?



497. 蝶の舌観ました。あ、リリィも。 タムタム  2002/01/14 (月) 23:03
なんか、とっても久しぶりに登場してみたタムタムです。今日、ルナティックで「蝶の舌」を観ました。切ない と表現すればよいのでしょうか?過ごしてきた時間が楽しく、とても親密なものであっただけに、そう感じてしまいました。まだ観ぬ人もいますので感想はこんなもんですかね。『リリィ・シュシュのすべて』も観ました。スワロウテイルも観ていないんですが、以前、ルナ で上映された「レクイエム フォー ドリーム」で描かれた「耽溺」というテーマを思い出し、音楽と映像では、ヴェンダースのような感じがしました。(あくまでも、私見ですので、、。)追伸〜近日公開予定に「テルミン」&「メメント」があったのにはマジでびっくりしてしまいました。両作品とも以前から観たいなと思っていた作品です。いまから3月が楽しみになりました。1人でも多くの友人を連れて、またルナティックを訪れたいと思います。



496. 遅ればせながらの『スワロウテイル』 ヒカル一平  2002/01/14 (月) 17:39
----- 映画の内容に触れていますので、未見の方はご注意を -----

『リリィ・シュシュのすべて』の予習ぐらいのつもりで、昨夜ビデオを借りてきて岩井俊二カントクの代表作と言われる『スワロウテイル』(1996)を観ました。
円都(イェンタウン)の発想はともかく、一本のテープをめぐる物語はジャン・ジャック・ベネックスカントクの『ディーバ』あたりがネタの出所だろうか・・・。
うーん。ダメだ・・・この映画の果実は5年あまりの歳月の中で朽(く)ちてしまったのかも知れないが、少なくとも自分は買えない映画だった(あくまで、私見です)。登場人物の誰にも感情移入できないジレンマ。外国人のボクサーたちを話の途中で自国に帰してしまったらイカンだろうし。せっかく彼らのキャラを作り上げたのだから後半で暴れ回らせたらよかったのにと思ったりした。
つまるところ、物語が平板で、人物も含めて立体的な構造(これこそが映画の命だと思うんですが)になり得ていない。傑作『忘れられぬ人々』は見事に人物が、それゆえに物語も立ち上がっていた。
・・・映画ってゆっくり急がず人間とやらをしっかり描かないと、肝心のところで観る者の心の底まで光がとどかない。
円都(イェンタウン)の仲間が惨(むご)い亡くなり方をしても、彼らの関係性がちゃんと描かれていないために、スクリーン上で登場人物たちがいくら悲しんでもそれが伝わってこない。これは、脚本の、カントクの責任だ。それと、楽しみにしていた種田陽平美術カントクのセットも期待以上のモノではなかったなあ。
うーん。『リリィ・シュシュのすべて』は大丈夫だろうか・・・。いや、『リリィ・・』こそ大丈夫だろう、と思いたい。



495. Re^2: 泣いてしまった・・・『千と千尋の神隠し』 ヒカル一平  2002/01/12 (土) 02:15
> しかし、配給社にもメールで、何回も問い合わせたのに、一切の返信無し。

へー。そんなもんですか。やけに冷たいですね、アスミック・エース。
このまえ、ルナティックで【楽園をください】の予告編を再見しました。うん。あの音楽は何度聴いても確かに良いですよ。

話は変わりますが、明日から『リリィ・シュシュのすべて』が始まります。しん君さんをはじめいち早く観られたかたはどうぞ書き込みをお願いします。今日は試写会って書いてましたけど。

キネ旬のベストテンで『GO』が第一位と監督(行定勲カントク)
主演男優(窪塚クン)助演女優(柴咲サン)などの賞を独占したそうです。『GO』もう一度、凱旋上映みたいな形でどこか再映してくれんでしょうか。しばらく間をあけてルナティックで実現できたら良いのに・・・。

『千と千尋の神隠し』を観に行ったとき、最初は閑散としてたけど 、なんやかんやとお客さんが入ってき上映開始のときは10人以上はいたと思いました。ぜひ、ルナティックもそれくらいの客入りをキープしなくては。そのためにはこの掲示板にも色んな方に登場していただいて、盛り上げて行ければイイですね。
ルナティックに映画を観に行くことは決してルナティックファンの
義務ではない・・・それはファンの特権だと思っています。

皆さん、今年もよろしくお願いします。



494. Re: 泣いてしまった・・・『千と千尋の神隠し』 しん君  2002/01/11 (金) 20:34
うーーーん、僕も一回だけやったら、五つ星満点やったと思います。
ツレからも、「あれは、二回も観る映画じゃない。一回やからエエんよ。」と言われて、悔しかったです。
◆ところで、ここ最近の僕は【楽園をください】の劇場用予告で流れていた音楽を探していました。とりあえず、「サントラやったら、収録されとるやろぉ♪」と安易に思い、タワレコで輸入盤サントラを買ったのですが、収録されていない!!
ネットで色々尋ねてみるのですが、なかなか良い反応は返ってきません。やっと数日後に、YahooのBBSで有力情報を入手。劇場で上映されている予告は、配給社が制作しているのではなく、「映画予告編制作者」が制作してるらしいのです!下記アドレスは、ある一人の制作者のHPアドレスです。
http://www.d3.dion.ne.jp/~coz/index.html
目的のモノは、彼にメールにて教えて頂きました。しかし、配給社にもメールで、何回も問い合わせたのに、一切の返信無し。まぁ、会社っつうのは、資本主義の原理で利益にならない事にゃ滅多に手を出さない。ウチの病院だって例外じゃないです。儲けて、ナンボ!の世界。そう考えると、当然かな、とも思うのですが・・・
アスミック・エース!覚えとれよ!!




493. 泣いてしまった・・・『千と千尋の神隠し』 ヒカル一平  2002/01/11 (金) 03:15
----- 映画の内容に触れていますので、未見の方はご注意を -----

“ついに”と言うか、“やっと”と言えばよいのか、
昨日の木曜日、衣山CSで『千と千尋の神隠し』を観てきました。
・・・傑作ですね。ディテール(細部)はほぼ完璧。
しん君さんが仰っていた両親の描写もあれくらいカリカチュアライズ(劇画化)されていてもいいでしょう。自分は気にはなりませんでした。
あえて苦言を呈するとすると、かなたに見えていた街がどのような
ものか判然としない点と「ハク」のキャラクターにやや深みが欠けること。それと、「ユバーバ」と「ゼニーバ」の対立の構図が曖昧(あいまい)なこと、そのため、「ハク」と「ゼニーバ」のあれだけ死闘がストーリーに生きてこないこと・・・かな。
でも、「ハク」の名前が明かされた空中落下のシーンでは涙がチョチョギレました(笑)。
うーん。2回目を観たいかどうかはともかく、
作品評は★★★★★を贈呈します。
あれだけのイマジネーションの世界を作り上げたカントクとジブリのスタッフの力量。ホント脱帽です。



492. DVD【KID】 しん君  2002/01/08 (火) 23:28
まぁ、言わずと知れたチャップリンの名作。恥ずかしながら未だ観てへんかったんですわ。ツレのS君のオススメでもあったのでDVD買いましたわ。
でも、1921年製作・56min・サイレントの映画ですよ。そんな古くて、短くて、言葉さえも無い映画でも、2002年で27になる俺が観ても泣ける映画なんです。
しかし、大人って勝手ですよね。自分の勝手で子供産んで、自分の勝手で捨てて、自分の勝手で取り戻そうとする。子供自身の事なんて、一切考えて無い感じがしました。でも、チャップリンは違った。子供でも、一人の人間として認めて接してた。
最近、特にそんな親が増えてるみたいですけどね。もっと、結婚とは?子供とは?育児とは?色々な事を考えて、結婚に踏み切って欲しいモンです。結婚って、やっぱ一種の覚悟がいると思う。最近の若い夫婦って、覚悟の上で結婚してんのかなぁ???って思います。
P.S.今年のルナティックは「蝶の舌」が、一つのライフ・ラインらしいです。つまり、これでそこそこ「入り」が良くないと、そろそろ閉館っちゅう事らしいです。



491. 頭の中の赤いビー玉 ヒカル一平  2002/01/08 (火) 00:52
年始めにビックリしたことをひとつ。
一緒にテレビを見ていたうちの妻が、どこかの口紅のCMをきっかけに、さも一大事でも思い出した様に突然自分に質問してきた。
「ねえ、バトルロワイヤルにも出てたあの子、化粧品のCMに出てたの気づいてた?」
うーん。夫婦とは奇なもの。だって、毎日同じモン食べてるし。
自分はとっさに答えらしきモノを悟り、頭の中を電気が走った。
そして我曰(いわ)く、「柴咲コウって、あのポンズの美白CMをやっていた子だったのかっ!」
そう、たしか“ポンズダブルホワイト”で「私、ファンデーション使ってません」って言ってた女の子。
柴咲コウさんはこれまでデジャ・ブー的にどこかで見たような親近感を感じていたが、それがCMに由来していたとは・・・。
と言っても、『バトルロワイヤル』はおろか『GO』すら未見の始末・・・。『GO』の彼女はホント良かったらしいのだが。

皆さんは当然お気づきでしたよね(笑)。




490. 今年観る夢は・・・ ヒカル一平  2002/01/06 (日) 20:29
遅くなりましたが、皆さん、明けましておめでとうございます。
ルナティックの橋本支配人、お疲れサンです。
今年もいい映画を観せてくださいね。
遠方なのですが、出来るだけ足を運びたい所存ですし、自分が本当に感動した映画であれば、微力ながら皆さんを劇場に煽動(せんどう)したいと思います。
さて、初夢のかわりに、今思いつくままに観たい映画を羅列しますと・・・。

・リリィ・シュシュのすべて(岩井俊二カントク)
・光の雨(高橋伴明カントク)
・どんてん生活(山下敦弘カントク)
・ピストル・オペラ(鈴木清順カントク)
・路地へ 中上健次の残したフィルム(青山真治カントク)
・イディオッツ(ラース・フォン・トリアー)
・プラットフォーム(ジャ・ジャンクーカントク)
・マルホランド・ドライブ(デビッド・リンチカントク)
・ゴダールの最近の映画のどれか
・ソクーロフの最近の映画のどれか

今年はルナティックでどんな夢(=映画)が観れるだろうか。



489. 僕の好きな漫画家・玉井雪雄氏 しん君  2002/01/06 (日) 01:38
彼も、本当は映画監督になりたかったらしいけど、映画業界の縦社会に辟易(?)してしまい、伝える手段を漫画に変えたらしいです。
最近の連載【オメガトライブ】から抜粋します
”種の限界“
全ての生物には、その種、自体の“寿命”がある。
全ての個体に、全ての細胞に、アトポーシス(自死)がプログラムされているように、生物の細胞は、誕生以後細胞分裂をくり返して、DNAを複製していく。しかし、その分裂には“限度”がある。
新しく分裂してできた細胞は、実はその元の細胞より少しだけ短い。
これが「テロメア」と呼ばれる、細胞分裂時計だ。
分裂の度に、この「テロメア」は減っていき、限界が来ると二度と分裂をしなくなる。“細胞の死”だ。
仕組みとしては、これと同じことが種、全体で起こる。“種の分裂時計”といっていい。同一の種が繁殖を続け、何千、何万世代と交代を続ける。無限とも思える世代が交代していくなかで、種の分裂時計は少しずつ目盛りを減らしている。
そしてある日、ある世代で限界が訪れ、スイッチが入る。“種の限界”だ。
“種の限界”のスイッチは、ほぼ同時に世界中の同一種に伝播する。地形や距離は関係ない。ある世代以降、全てにDNAからある命令がくだされる。“自滅せよ”
この命令がくだった種は悲惨だぞ。生物の本来の目的を失い、本能からひたすら逆行しようとする。
そして、“種の限界”が訪れた種には、様々な特徴が現れる。それは世代ごとに強まっていく。
まず、漠然とした不安感、それの積み重なりの果てにある、終末願望―の世代。衣食住全てが満たされても、尚、ぬぐいきれない欠乏感―の世代。そして、ホルモン異常からくる生殖能力の低下…そして、その結果…親が子を喰う世代。【以上】
この彼の思想自体、個人的に感銘を受けました。
※アポトーシス…http://www.st.rim.or.jp/~success/atopo_ye.html
※テロメア…http://www1.bio.titech.ac.jp/~fishikaw/Go-6.html
※玉井雪雄http://www.bigcomics.shogakukan.co.jp/toshokan/sakka/tg/tamai_y.html



487. 正月1,2,3は・・・ しん君  2002/01/05 (土) 22:09
・・・飲んで、喰ってばかりでした。
昼から酒飲んでるから、夕方には眠くなる。
それから寝ちゃうと、どうしても午前4時には目が覚めてしまう。
無理して二度寝しても、すぐ目が覚める。
結局、眠れないから、また酒飲む。
日々、その繰り返しです(--; その結果、2kg太りました。
でも、5日の今日量ると通常の60kg!?
数日で2kg変わる自分の体が不思議でした。
P.S.【80000V】
まぁ、お馬鹿映画でした。
個人的には【ビヨンド・ザ・マット】のほうが、ずっと感動できた。



486. あけましておめでとうございます しん君  2002/01/01 (火) 21:00
また、生き延びてしまった、2002年だ。
どうやろ?どんな年になるんやろ、今年は?
でも去年はどうでした?俺は、煙草を辞めてしまったのが、自分さえでも一番のニュースやった。
今年は・・・一体どうなるんやろ?



485. BEYOND THE MAT しん君  2001/12/29 (土) 23:41
今まで、僕はプロレスに対して、全く興味が無かった。
でも、この映画の予告を観た時、このドキュメンタリーを必ず観たい!!と思った。
プロレスラー達の生々しい本音が、プロレス業界の本音が、プロレス=エンターテインメントである事実が、ハッキリと判った。
だからこそ、リングで闘う男の生き様を見据える事ができた。
だからこそ、『プロレス、好きになっちゃうかも???』って、思ってしまった。
http://www.80000v.com/もいいけど、http://www.klockworx.com/beyond/も必見です。



484. Re: 忘れられぬ人々を観ました。 しん君  2001/12/28 (金) 23:08
【夏至】【忘れられぬ人々】観ました。バイトのキワミ君に『焼け石に水を寝たYさんですけど、忘れられぬ人々だけは観てください。じゃないと、僕にとってYさんは忘れられた人になってしまいますよ(笑)』と脅されてたしね。
夏至は、寝ました。よって途中退場。
忘れられぬ人々、最高!!映画だからこそできる事を、ちゃんとやってます。最後にスカッさせて貰い、『いやぁ、漢(オトコ)やねぇ』と、しきりに感動しました。これこそ、今年の邦画ベスト1かもね!?



483. 忘れられぬ人々を観ました。 せあ・h  2001/12/28 (金) 20:08
 今日の1回目の上映で観ましたが、お客さんが私を含めて3人しかいなかったのが残念です。
 やはり衝撃的な決着シ−ンが印象的でしたが、その分前半の平穏な日々の生活はもう戻ってこないという喪失感みたいなものも感じました。これがハッピ−エンドだったらここまで印象には残らなかったと思います。
 こういう硬派な映画は集客が難しいかもしれませんが、またこういう作品も上映されればと思います。
 



482. 待望の『スパイ・ゲーム』 ヒカル一平  2001/12/28 (金) 02:26
昨日の木曜日、衣山CSで『スパイ・ゲーム』を観てきました。
例によって仕事(松山出張)のおかげです(笑)。
んで、ちょっと、というか、大いに期待はずれでした(あくまでも私見です)。
この映画は同時多発テロの影響を受けて、過激な爆破シーンがカットさえてお披露目になったと聞きましたから、そのことが災いしたのでしょうか 、どうも作品の構造が骨抜きになっている印象を受けました。
うーん。トニー・スコットカントク、まだまだやれるはずだが。
作品評は★★と1/2★ですね。

・都合でしばらくパソコンから遠ざかります。
 みなさん、良いお正月を!!




481. Re^2: クソ忙しい年末 しん君  2001/12/28 (金) 00:35
酒は飲まないといけないし(余計な事)、映画は観ないといけないし(我慢できる事)、仕事は沢山あるし(一番しなきゃいけない事)で、1時間が30分のスピードに感じられる毎日です。
そんな師走の時期に【焼け石に水】【オー・ブラザー】【バニラ・スカイ】を観ました。
でも、三つともそんなに感動できへんかった。【焼け石に水】は寝たし。【オー・ブラザー】は期待し過ぎしたせいか、あんまり感動できんかった。【バニラ・スカイ】は、“SO,FUCKIN’WHAT?(だから、何なんだよ?)”と、言いたくなるような映画やったし。ハズレばっかりです。
DVD&VIDEOを何処で買うか?僕はだいたい、Amazonで買ってます。送料無料だし、カードで落とせるし、本も売ってるし、商品到着後30日以内であれば返品可能だし。(もちろん、未開封で返送料は自己負担) ネットで買う利便性は、配達スピードと商品リストの多さですね。
http://www.amazon.co.jp
あとは、電化量販店(デオデオとかベスト電器、たまにタワレコでCDと一緒に買う)ですな。
何とか、【夏至】【忘れられぬ人々】は観たいと思っております。




479. お久しぶりです さえ  2001/12/27 (木) 22:50
こんにちは★
なかなか書き込みできなくってお久しぶりです。
ちょっとお聞きしたいのですが、みなさんはどこでDVDやビデオを
買ってらっしゃるのですか?
欲しいのがあってもどこにあるのかなぁ?で終わってしまうので
よかったら教えて下さい。
補習や塾などでなかなか冬休みでも映画に行けないので辛いです・・
昨日は帰りにステレオフューチャーを借りてきました!(麻生さん好きなんですよ♪)
今日見ないと2泊3日なのでやばいです〜



478. 冬至に夏至 フジタ  2001/12/26 (水) 17:38
生活の拠点がこちらに戻りました。
いつからでしょう。映画をハシゴする際、金銭的負担より身体的負担を重視するようになったのは!!そんなとき、ルナティックの座布団サービス。ありがたい次第。
『忘れられぬ人々』と『夏至』を観ました。
自身にとって「裏切り」が心地よく感じる作品でした。



477. Re: クソ忙しい年末 ヒカル一平  2001/12/25 (火) 01:51
『ラストタンゴ・イン・パリ』・・・。
ベルナルド・ベルトルッチ(当時30歳)×マーロン・ブランドー×マリア・シュナイダー×ビットリオ・ストラーロ(カメラ)の力学がパリに炸裂した眩暈的傑作。
オリジナル無修正版ですか。ぜひ、未見の方は観るべきですね。
マリア・シュナイダーはこの映画の内容によってフランス映画界で「汚れた女優」のレッテルを貼られ、その後の女優生命を失ったと言われています。蛇足かも知れませんが、そのような知識を持って観てみると、また彼女の勇気ある演技がグッとくるのでは・・・。
自分は来(きた)る『地獄の黙示録-特別完全版-』でビットリオ・ストラーロの映像体験を心待ちにしております。



476. クソ忙しい年末 しん君  2001/12/23 (日) 22:48
クソ忙しい年末やのに、この連休!!余計に忙しいっちゅうねん!!
でも、DVD【ラストタンゴ・イン・パリ】〜オリジナル無修正版〜を観ました。
★頷いたセリフ★
たとえ夫が、200年生きても、妻の真の姿は決して分からない。
たとえ、宇宙を理解したとしても、それでも、君の正体は分からないだろう。
君は一体誰だ?
★以上★
このセリフが、どのシーンで、どんな風に言われてるのが、気になる人は、映画を観ましょう!!オススメですよ。
最近は、本ばっかり読んでます。
読み終えたのは、【ファーストフードが世界を食いつくす】原題:FAST FOOD NATION 著・エリック・シュローサー 訳・楡井浩一(にれい こういち?) 草思社 で、@¥1,600(税別)
写真集は、エルネスト・チェ・ゲバラとか買っちゃってます。
でも、一番のお気に入りは、天本英世さん。
今の所、【天本君、吠える!】【スペイン巡礼〜スペイン全土を廻る〜】【スペイン回想〜「スペイン巡礼」を補遺する〜】【日本人への遺書(メメント)】今、フツーに書店で買えるのは、【日本人へのメメント(遺書)】徳間書店\1,600(税別)だけだと思います。
それ以外の本は、Yahoo Auctionで落札しました。今、生きてる日本人で一番尊敬できる人だと思います、僕は。



475. 必見の傑作『忘れられぬ人々』 ヒカル一平  2001/12/23 (日) 02:36
昨日の土曜日、『忘れられぬ人々』と『夏至』を観てきました。
皆さん、忘年会とかだったんでしょうか、自分一人貸し切り状態でした(笑)。笑い事ではなんですが・・・。
で、まず『忘れられぬ人々』はよくこれだけの脚本が書けたものだと感心しました。おそらく、皆さんの想像をはるかに上回る感動が待っています。あなたの今年のベストワンが土壇場で入れ替わるかも。思い返せば、エドワード・ヤンの映画に負けてない。これは凄いこと。
それにしても、看護婦役の真田麻垂美さんっていやー映画的華がありますね。ファンになってしまいました(赤面)。
作品評は自分的には★5つ満点で★★★★と1/2★。
皆さん、ぜひルナティックに足をお運び下さい。
それと、『夏至』なんですが、このカントクはどうしてベトナムで
フランス映画(のようなもの)を撮りたいのか理解に苦しみました 。あまりに映像に懲りすぎているために、画面に闇(やみ)がなんですよね。室内のシーンでも野外みたいなライテング(照明)をするために暗闇がどこにもない。部屋の奥の方も微妙にライテングされていて、きちっとブルーの色調で統一されている。生理的に画面全部をコントロールしないと気が済まないカントクなんでしょうね 。しかし、ベトナムってこんなにファッショナブルだろうか・・・という疑問。“エコロジーの映画”と呼びたいくらい、緑や青色が目に鮮やかでした。たぶん、このカントクはベトナム出身でもブルジョアなんだろうなと。三人姉妹の話としてチェーホフの『三人姉妹』のようなものを期待していた自分にも非があるのでしょうが。
ベトナムの『三人姉妹』が観たかった悔やみがあります。
で、自分的には作品評は★★と1/2★でした。

また、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。




474. 青いパパイヤの香りを観ました。 せあ・h  2001/12/20 (木) 21:52
 実は今回はじめて観たのですが、なんか古き良き時代の日本を思わせるような作品だなあと思いました。何気ないかもしれないけど所々に心に残る印象的なシ−ンも多かったですし。「夏至」と「忘れられぬ人々」も楽しみです。
 あと同じ日に「シュレック」も観たのですが、内容は良かったのですが、吹き替えの俳優さんのイメ−ジがあまりに強すぎるのがちょっと・・・、と思いました。字幕で観たほうがよかったかも・・・。



473. リリー・シュシュのすべて 流れ星 [URL]  2001/12/18 (火) 03:08
ヒカル一平さん、皆さん、こんばんは。

>『風花』に関しては、2人の出会い(出会い方に)リアリティが
>なかっように記憶しているのですが・・・。いかがでした?

確かに、それは言えますね。
私もどこか、そう思いました。
もっとも、それ以上に、2人の
出会いの必然性も、感じましたが。。。

ところで、「リリー・シュシュのすべて」について。
とっても、興味深い作品ですね。なんでも、岩井監督は、
フィルムを一切使わずに作った映画だそうで、興味津々です。

なんとか、時間を見つけて、観に行きたいと思っています。



472. Re: 風花 ヒカル一平  2001/12/16 (日) 12:46
> ところで、あの映画のラストシーンですが、
> 車がバックして、また元の位置に戻るのは、
> 一体どういう理由(あるいは意味)なのでしょうか?

> 流れ星さん

こんにちは。
ご質問の件ですが、説得力のある説明ができそうにないので、再映までご容赦ください(スミマセン)。
『風花』に関しては、2人の出会い(出会い方に)リアリティがなかっように記憶しているのですが・・・。いかがでした?
自分はそこがやけに引っかかっています。
今どきの見知らぬ者同士が、駅かどこかの人違いをきっかけに、あんなに話すようになるかと。
つまり、出会いを偶然に持ち込んでいる点でドラマが弱いかなと。
増村カントクの『女体』においては、“恐喝”というアクション
が間にありながらも、主人公2人の出会いは必然であり、それゆえに確固としたリアリズムが展開できたと思います。
ご指摘のラストシーンも、偶然の産物のひとつかも知れません。

来年は『リリー・シュシュのすべて』が松山で上映されます。
これ、流れ星さんのご感想を是非聞きたいです。





471. 風花 流れ星 [URL]  2001/12/16 (日) 04:02
管理人さん、皆さん、こんばんは。
時々覗いていたのですが、
随分ご無沙汰してしまいました。
最近は、映画の方も、結構ご無沙汰なんですが。。。

>ヒカル一平さん
お久しぶりです。こんばんは。
先日、某テレビの深夜放送で、
「風花」をはじめて観ましたが、
とってもとっても良かったです。

今更ながら、相米慎二監督の素晴らしさを、
あらためて噛みしめている今日この頃です。

ところで、あの映画のラストシーンですが、
車がバックして、また元の位置に戻るのは、
一体どういう理由(あるいは意味)なのでしょうか?
ヒカルさんなら絶対わかると、勝手に思った私なのでした。



470. お礼 ヒカル一平  2001/12/16 (日) 02:07
自意識過剰かもしれませんが、1月19日から25日までの『風花』上映は、多少自分の発言も影響したのかなと勝手に思っております。
(いや、全くの偶然てことも十分あることは承知してます)
で、もしそうならば、橋本支配人ありがとうございます。
何とか駆けつけますから。
“流れ星さん”風に、ペコリです。

PS.このまえの『女体』鑑賞のとき、結構年輩の方たちが観に来られていて、改めてルナティックの支持層の厚さを再認識しました。




469. Re^2: 今年のベスト しん君  2001/12/15 (土) 15:00
> アン・リーの『楽園をください』はやっぱりいいんですね・・・。
> 予告編を観ているとついついそのムードに乗せられてしまって、本編はどうなのだろうと思いながら、未見のままです。
★来年のモーニングショー1/12〜1/18で、「楽園をください」再映ですよね。僕も予定が空いてれば行くつもりです。
●気になるメジャー映画
http://www.gaga.ne.jp/forte/
http://www.france-no1.com/
http://girls.lycos.co.jp/heartbreaker/





468. Re: 今年のベスト ヒカル一平  2001/12/14 (金) 23:43
> 洋画(邦画と同じく旧作は除外)
> 1「楽園をください」

アン・リーの『楽園をください』はやっぱりいいんですね・・・。
予告編を観ているとついついそのムードに乗せられてしまって、本編はどうなのだろうと思いながら、未見のままです。
結構、ルナティックでもリピート上映されていますよね。
今度こそ、チェックしたいと思います。



467. 今年のベスト しん君  2001/12/14 (金) 19:07
邦画(増村・小沼監督等の旧作は除外)
1「郡上一揆」
2「ウォーターボーイズ」
3「千と千尋の神隠し」
4「RUSH!」
5「三文役者」
※ちなみに、増村・小沼監督を入れちゃうと、1「青空娘」2「好色一代男」3「生贄夫人」となってしまいます。
洋画(邦画と同じく旧作は除外)
1「楽園をください」
2「初恋のきた道」
3「ギター弾きの恋」
4「春香伝」
5「リトル・ダンサー」
6「ベンゴ」
7「ゴーストワールド」
8「ただいま」
9「ギャラクシークエスト」
10「ザ・セル」
フランス映画・イタリア映画を入れちゃうと、「冒険者たち」が5位になるかなぁ。
やっぱり、邦画より洋画を多く観てる為、邦画ベスト5・洋画ベスト10になってしまった。



466. 『女体』リアリズムの強度 ヒカル一平  2001/12/14 (金) 02:59
昨日の木曜日、増村保造カントクの『女体』を観てきました。本当に観たい増村作品は他にあったのですが、仕事の都合で『女体』しか観れませんでした。で、あまり期待はしてなかったのです。増村保造カントクのエッセンスだけでも味わおうと・・・。
聞きしにまさる理論派ですね。脚本の構成、人物造形がガッチリしているなあと思った。ミケランジェロ・アントニオーニの映画のようだった。つまり、「映画=リアリズム」と確信して撮っている。
揺(ゆ)るがない強さがある。
残念ながら、今回のレトロスペクティブでは他の作品に手が届かなかったのですが、最後に『女体』が観れて本当によかったと思います。



465. 赤い橋の下のぬるい映画 ヒカル一平  2001/12/10 (月) 15:25
昨日シネリエンテで『赤い橋の下のぬるい水』を観てきました。うーん。ある意味で東洋的ルノアールと言うべきか。完成品を観たプロデューサーやスタッフは腰抜かしたんじゃないだろか。あまりにも、ボケ老人(=今村昌平カントク)のスケベ魂に貫かれている(笑)。脇役もいろいろ出て芝居をしたり、何やら哲学的なやり取りもあったりしたけど、結局のところ本筋は本能としての「アレ」だけの話なんだよなー。でも、カントクが面白がっているほどには観客は面白くない・・・てか。
と言うわけで、★5つ満点で
★★と1/2★でした。




464. DVD【もののけ姫】 しん君  2001/12/09 (日) 23:19
やっぱり買ってしもた。予約までは、せーへんかったけどね。
でも、やっぱり泣いてしまうんやけどね(笑)
DVDで【天空の城 ラピュタ】を観てへんから、決めかねてはいるけどね。やっぱり、あの暴力性と緩急性が、僕は好きだ。
実際の所、今の現在の世界は、アノ世界にも劣らない緩急性が求められていると思う。しかし、どれだけの人間が“その厳しい現実”に気付いているかどうかは、現在のゴミ問題・その他に対する関心度を見れば、間違いなく疑問視してしまう。
来年度の4月1日から、事業系(一般家庭以外)のゴミは、紙資源となりうるゴミは捨ててはいけない事になった。もっと早くに気付くべきだったのにね。
結局は、気付かないまま自分で自分の首を絞めてんだよね、人間って。22世紀にゃ、“紙”なんて【ハード】は無いやろね。



463. 「清作の妻」観ました せあ・h  2001/12/08 (土) 21:53
 今日「清作の妻」を観ましたが、あまりに痛々しい結末(でも悲しいとか不幸とは思わなかった)でしたが、それでもなんとなく、ああよかったなと思える作品でした。若尾文子もきれいでしたし。しかし、出演者の中に殿山泰司さんの名前がありましたが、一体何の役だったのかな?と思います。



462. ジャン・ルノアールをふたたび。 ヒカル一平  2001/12/08 (土) 17:47
NHK・BSでは劇場でお目にかかれそうにない伝説的な映画がチェックできます。
先月はベルナルド・ベルトルッチの『革命前夜』、最近ではジョン・フォードの『リバティ・バランスを撃った男』などがオンエアーされました。
さて、来る1月には「フランス映画の輝き」でルノアールファンになられた方たちにとって嬉しい月になりそうです・・・。

「河」 “THE RIVER”
BS2  1月28日(月) 15:50〜17:29
 インドを流れる大河ガンジスの流域にあたるベンガル地方を舞台に、フランスの名匠、ジャン・ルノアールが初めてカラーで撮った作品。物語は製麻業を営む英国人一家を中心に、3人の少女とアメリカ軍将校との淡い関係を軸にゆったりとしたリズムで描かれる。ヴェネチア映画祭国際賞を受賞。
【監督】ジャン・ルノアール
【出演】パトリシア・ウォルターズ、アドリエンヌ・コリー、ラーダ ほか(1951年/アメリカ)(英語/カラー)

「黄金の馬車」 “LE CARROSSE D’OR”
BS2  1月29日(火) 15:45〜17:29
 18世紀の南米スペイン植民地を舞台に、イタリアの旅芸人一座と土地の総督を中心に繰り広げられる幻想劇。巨匠ルノアールは、この作品ではヴィヴァルディの音楽と美しい色彩映像を効果的に使っている。
【監督・脚本】ジャン・ルノアール
【出演】アンナ・マニャーニ、オドアルド・スパダーロ、ダンカン・ラモント ほか
(1953年/伊=仏)(英語/カラー)

『河』はルノアール初のカラー映画。
『黄金の馬車』はフランソワ・トリュフォーが「世界最高の映画」と称えた映画として有名です。
放送時間を考えるとみなさんビデオ録画をお忘れなく。

自分も資格試験を無事終了しました。
明日の日曜日は松山に出かける予定ですー(喜)。



461. Re^2: ふぅー さえ  2001/12/07 (金) 18:08

> ◆やっとテスト終了ですかぁ♪昔を思い出しますねぇ(笑)
> でも、「贅沢な骨」は、来年の2月2日〜8日です。
> 【痴人の愛】を昨日、観ました。
> あぁゆう形でも、やっぱり“愛”なんですね。他人から見りゃ、くだらない“愛”かも知れないけれど、当事者の二人は真剣そのもの。
> ラスト・シーンで、ヒロイン・ナオミが言ったセリフは、心に突き刺さった。

そうですか!ありがとうございます。
待ち遠しいです(^ー^)
この冬はたくさん映画を見るぞーー!



460. Re: ふぅー しん君  2001/12/07 (金) 17:27
> ふぅ〜。
> やっと昨日テストが終わったと思えば今日もうあと2教科を残して
> 全て返ってきました・・・
> でもやっとこれから映画が見れる♪
> あっ、贅沢な骨っていつから上映されるか誰か知っておられたら
> 教えてください。お願いします。
◆やっとテスト終了ですかぁ♪昔を思い出しますねぇ(笑)
でも、「贅沢な骨」は、来年の2月2日〜8日です。
【痴人の愛】を昨日、観ました。
あぁゆう形でも、やっぱり“愛”なんですね。他人から見りゃ、くだらない“愛”かも知れないけれど、当事者の二人は真剣そのもの。
ラスト・シーンで、ヒロイン・ナオミが言ったセリフは、心に突き刺さった。



459. ふぅー さえ  2001/12/06 (木) 18:18
ふぅ〜。
やっと昨日テストが終わったと思えば今日もうあと2教科を残して
全て返ってきました・・・
でもやっとこれから映画が見れる♪
あっ、贅沢な骨っていつから上映されるか誰か知っておられたら
教えてください。お願いします。



458. 仕事で少しヘロヘロ   しん君  2001/12/04 (火) 20:18
先週の土曜日、『ユキエ』の松井監督が来松。元・運営委員のBARでベロベロになる俺。
日曜日、松井監督の2作目『折り梅』。ルナティックで関係団体のみで、非公式の試写会。午後から、コムズで『折り梅』について意見交換。
http://www.essen.co.jp/
増村特集は、『青空娘』と『好色一代男』だけしか観れてない。
それにしても、若尾文子はマジで綺麗です。『青空娘』観終わった時、腕に【文子★My Love】って本気で彫ろうかと思いましたもん。でも、彫っちゃうと、大好きな温泉に入れなくなるから諦めました。
ベスト1とか、順位をつけるのは苦手です。女の子と一緒で、みんな大好きなんです。一人だけ選べと言われても無理です。
しかし、女って何であんなに結婚したがるんでしょうかね?結婚すりゃ必ず幸福になれるとでも思ってるんでしょうか?単に寿退社したいだけなのか?一人が寂しいのか?結婚したって、人間なんて孤独な生き物だしな。
結婚なんて、かなりの苦行だと思うんですけどね。
年内には、今年のベスト5ぐらいは選出するつもりです。






455. 松山に『リリィ・シュシュのすべて』がやって来る。 ヒカル一平  2001/12/02 (日) 02:45
あの、もしかしたらと、今しがたシネリエンテのHPを見てみたら、
『リリィ・シュシュのすべて』が1月中旬からリエンテで公開決定だそうです。

ちょっと複雑な気分で、いまはそれだけしか言えません。
やっぱ、どの世界でも競合は厳しい・・・ですね。



454. やはり せあ・h  2001/12/01 (土) 21:42
 下のカキコの中の作品から一つ選ぶとすれば、「ベンゴ」でしょうか。



453. 今年の一本ですか・・・。 せあ・h  2001/12/01 (土) 21:02
 難しいですが思いつくままに。
 音楽、ダンス等の作品では
 ベンゴ
 センタ−ステ−ジ
 ウォ−タ−ボ−イズ
 フレンチ・カンカン
 NO FUTURE A SEX PISTOLS FILM
 春香伝
 ほとんど、ダンスや音楽がいかに見事だったかというのが基準ですが。特に「ベンゴ」はステレオタイプなフラメンコ観を見事に覆してくれました。
 後は「デンジャラス・ビュ−ティ」「チェコアニメ映画祭2000」の中の「ぼくらと遊ぼう!」でしょうか。

 




452. Re^2: フジタさんへ ヒカル一平  2001/11/29 (木) 21:35
飯田橋ギンレイホールですか・・・駅を出て橋を渡って右に折れ、そこから歩いて10分ぐらいで左に曲がれば、そこに劇場がありますよね。・・・懐かしいなあ。いや、今でも東京に行くことがあれば、ぴあでチェックしてお邪魔することもあります。エドワード・ヤンカントクの『カップルズ』もそうやってそこで観ました。期待に胸を膨らませてチケットを買い中に入るとすぐに扉があり、いつも10人くらいが上映を待っている。皆に愛されているなあと感じる劇場ですが、やっぱりプログラムのセンスが抜群にいいですよね。(最近の傾向は知らないんですが・・・)

> 栄えある1本は「石井輝男/徳川いれずみ師責め地獄」です。

いやー。参りました。ビデオでチェックしてみますね(笑)。
ぜひ、機会があれば『回路』をご覧下さい。これ、世界最前線レベルを行っていると思います。

> 今年の1本。お次は、しん君?せあ・hさん?さえさん?

もしよろしければ、みなさんも今年の1本をご披露ください。



451. Re: フジタさんへ フジタ  2001/11/29 (木) 19:20
 ニーズの多様化、細分化に対応した劇場、上映作品のラインナップ。それらは魅力的ですが・・・。支配人+従業員+来場者=愛。そんな図式をもつ名画座がまだまだ健在。(飯田橋ギンレイホールのシネマパスポート!嗚呼!!)花の都たる所以。そこに尽きます。

 さて、師走間近。「回路」も「リリィ〜」も「千と千尋〜」も観ていない自身の選出。栄えある1本は「石井輝男/徳川いれずみ師責め地獄」です。今回、初体験。劇場で拍手が起こりました。

「オテサーネク/シュワンクマイエル」は、最も好きな映画作家の一人です。存在を知った数年前。あれよあれよという間に、ロシアまわりでチェコに渡航・・自身のアクティブさに仰天するやら、呆れるやら。「悦楽共犯者」「ファウスト」は特にオススメです。


今年の1本。お次は、しん君?せあ・hさん?さえさん?



450. 失われた「イタリア映画の誘惑」を求めて・・・ ヒカル一平  2001/11/29 (木) 02:38
試験勉強を終えて眠りにつこうとするとき、承知の事実なのに、まるでその時はじめて気が付いたかのように悔恨が胸に沸き上がり、
そのまましばらく眠れなくなる・・・。
・・・たしか、「イタリア映画の誘惑」は先週で終わったはずだよな。
・・・『ベルトリッチの殺し』+『魂のジュリエッタ』+『赤い砂漠』なんて、今後一生お目にかかれそうにないプログラムだぜ。
・・・いやいや、人生なんて映画だけじゃない。たかが、映画じゃないか。いま、やらなくてはいけないことをやれよ(これ、試験勉強のこと)。
・・・ああ。しかし、この失った3本の映画はあまりにも大きい。
・・・だから、今夜は死んだように寝ます。



449. Re: ついでにスワロウテイルも。 ヒカル一平  2001/11/28 (水) 21:20
>  ヒカル一平さん<
>  「リリィ・シュシュのすべて」1ヶ月上映って実現すればすごいなと思いますが、「シュリ」みたいなヒット作になるかもしれませんね。あと、「スワロウテイル」のイレギュラ−、もしくはモ−ニングショ−上映の実施とか・・・。

はい。『リリィ・シュシュのすべて』を1ヶ月。これ、絶対リピーターも多いと思います。それに加えて、おっしゃるように『Love letter』や『スワロウテイル』が併映できれば、ほぼ完璧。
ええい、いっそ、ここらで岩井俊二レトロスペクティブ・・・は、少し大風呂敷を広げすぎでしょうか。
・・・橋本支配人、これを見てたらごめんなさい。映画の興行がどのようなものか全く知らないものの戯れ言(ざれごと)とお許し下さい。



448. ついでにスワロウテイルも。 せあ・h  2001/11/28 (水) 21:03
 ヒカル一平さん<
 「リリィ・シュシュのすべて」1ヶ月上映って実現すればすごいなと思いますが、「シュリ」みたいなヒット作になるかもしれませんね。あと、「スワロウテイル」のイレギュラ−、もしくはモ−ニングショ−上映の実施とか・・・。



447. ゴ−ストワ−ルド見ました。 せあ・h  2001/11/28 (水) 20:59
 「アメリ」がリエンテで上映されるみたいで嬉しいなと思います。
 あと今日「ゴ−ストワ−ルド」を見ましたが、かつてこういう時代を過ごしていた私にとっては心がちくちくする映画でした。多分こういう感情に覚えのある方は多いのではないかと(ちなみに私は現在25歳なのですが)。



446. Re^max: 『いかに生き残るか?』    さえ  2001/11/28 (水) 18:51

> > 支配人・橋本さんが言ってたのは、『とりあえず、広報活動!!友達・知人・職場の同僚・・・etc』新規開拓をして欲しいそうです。
>
>私もできるだけまわりに今薦めてます!!そして期末テストが終わったら早速見に行くつもりです★

> くどいようですが、『リリィ・シュシュのすべて』の上映がルナティックで実現すれば良いですね。これは、いま中学生や高校生も大いに注目している作品だと思いますし、思い切って1ヶ月のロングランてのも起死回生の契機になるのではと思います。
>
> リリィ・シュシュのすべて見たいです!!(私も高校生(笑)
 何だかみんなで盛り上げていこうっていう雰囲気が出ててなんかいい 感じですよね!!
 いい予感がする♪(私の予感けっこう当たるんですよ★)

これからも仲間に入れてくださいね!



445. Re^max: 『いかに生き残るか?』    ヒカル一平  2001/11/28 (水) 02:24
> ★この作品は、リエンテが上映すると聞きました。

さすが、リエンテ。自ら棲(す)み分けてます。もしかして、松山でもちょっとしたヒット作品に化(ば)ける可能性はあるんじゃないでしょうか。たまには、上質のフランス映画が観たいですよね。

> 支配人・橋本さんが言ってたのは、『とりあえず、広報活動!!友達・知人・職場の同僚・・・etc』新規開拓をして欲しいそうです。

・・・そうですか。了解しました。まず、自分が足を運ばねば!
ですね。しん君さん、ご苦労サンでした。しっかし、連日の『ゴースト・ワールド』ですか・・・贅沢ですよ。羨ましい。

くどいようですが、『リリィ・シュシュのすべて』の上映がルナティックで実現すれば良いですね。これは、いま中学生や高校生も大いに注目している作品だと思いますし、思い切って1ヶ月のロングランてのも起死回生の契機になるのではと思います。

★ 下の『忘れられた人々』は『忘れられぬ人々』の間違いでした(笑)。笑ってごまかしながら、ブニュエル作品にオマージュを。



444. Re^max: 『いかに生き残るか?』    しん君  2001/11/28 (水) 01:31
>「アメリ」は魅了されました。
★この作品は、リエンテが上映すると聞きました。

>僕が考えてるのは、ルナティック・クラブの発足。
★ここ最近は、不況のせいか・・・ルナティックだけじゃなく、サンシャインも、リエンテも、入りは悪いそうです。
支配人・橋本さんが言ってたのは、『とりあえず、広報活動!!友達・知人・職場の同僚・・・etc』新規開拓をして欲しいそうです。
でも、この広報活動つってもね、自分が作品を観てから他の人に知らせるから、長くても6日でしょ。かといって、メジャー館みたいに同じ作品を2週も3週もやったからといって、それなりの動員が見込める訳でもない。ルナティックとマネキネマ、あと気ままにシネマとかキネマ倶楽部等で、共同上映会みたいなのできないかなぁ?なんて、無謀な事を考えたりもする。
◆不況は長引くんやろなぁ・・・小泉、メッチャ人気やけど。
アイツは「痛みをわかちあおう」って言うてるけど、アイツ自身には何の「痛み」もきてへんで。せめて、指の2本や3本ぐらい詰めてもらわんと、かなわんなぁ・・・って思たりもする。
どうせなら、パフォーマンス好きの政府の事や・・・TVの前で野菜食ったり、肉食ったりしてんのやから、切腹とかしてくれたら、非常に助かるなぁ、なんて思ったり。俺、介添え人(死にきれない人の首を切る)でね(笑)



441. 「GHOST WORLD」 しん君  2001/11/28 (水) 00:44
アメリカ映画にしちゃ、意外なほど繊細な映画。昨日、観たけど・・・気になるし、確認したい点もあったので、今夜で二回目(暇な男やなぁ)
ただ、ラストシーンの捉え方がバイトのキワミ君とは違ってました。
キワミ君の観かたは、正統派。僕の観かたは、希望的観測(?)。
観てなくて、訳が判らない人は観てね。オススメです。
今年のベスト10には入るね。
以前、ルナティックで観た「Chasing Amy」と非常に似ている。
(登場人物の心理描写が、ハンパじゃなく丁寧なんです。)
http://www.asmik-ace.com/ChasingAmy/



440. フジタさんへ ヒカル一平  2001/11/27 (火) 20:55
> フジタさん

ビデオ躍進の影響で一時期、名画座消滅の危機をむかえていた花の都「東京」も、近年ミニシアターの活況にてふたたび映画都市として息を吹き返してきているようですね。
さすがに『オテサーネク』は自分の守備範囲外でした。東京の情報誌では常識なのでしょうが、自分はこのカントクの名前すら初物でした・・・(笑)。

ちなみにフジタさんの今年の1本は何ですか?
自分の場合は(観ている本数が少ないので恥ずかしいのですが)、圧倒的に黒沢清カントクの『回路』で、この1本で今年はこと足りている感じです。あとは『リリィ・シュシュのすべて』と『忘れられた人々』を観るだけと思っています。



439. Re^3: 『いかに生き残るか?』  フジタ  2001/11/27 (火) 17:39
仕事の関係で東京へ居を移しています。
バタバタしながらも、映画や演劇、美術館等、生活の糧は欠かせません。アドレナリンやらドーパミンやらエンドルフィンやらα波やら大量分泌。ときに吃驚仰天し、ときに憤慨し、ときに感嘆し、ときに癒さ
れ・・・「オテサーネク」「メメント」「アメリ」は魅了されました。

> 僕が考えてるのは、ルナティック・クラブの発足。

私もルナティック・クラブの発足に一票。
上記の作品、ルナティックのスクリーンで合いたいものです。



438. Re^2: 『いかに生き残るか?』  ヒカル一平  2001/11/25 (日) 19:54
> 僕が考えてるのは、ルナティック・クラブの発足。

おこずかいの限られている学生さんにはちとキツイかも知れませんが、考えようによっては定額の会員料でたくさん観ることでお釣りが来るかも。
ルナティック・クラブの発足に賛成です。

> しん君さん

自分は余計なことを言っていると思いますが、もし橋本支配人が本当に困られているのなら、クラブ発足に向けて支配人とお話ししてみてくださいませんか?
お願いします。



437. 大変なんですね・・ さえ  2001/11/25 (日) 18:04
やっぱり大変なんですね。
確かに周りを見渡してみるとCMなどをたくさんしているものばかり
見るような気がします。これ見に行かない?っていっても何それ?ってあまり興味を示さなかったり。
せっかく松山にこのような素晴らしい映画を上映される映画館があるのに・・
だから、友達いっぱい誘って行きますね!それくらいしかできないけど。
けっこう周りには映画好きで知られてて何見たら良いかな?とか聞かれるので☆★
みんなで支えていきましょうね!!



436. Re: 『いかに生き残るか?』  しん君  2001/11/25 (日) 02:10
プログラムの選定は、仕方が無いと思います。単館である以上、これ以上のプログラムは無理だと思います。ただ、レイトは続けてもらわないと、僕の人生は真っ暗ですね(笑)
動員数減少の原因は、衣山サンシャインと不況が影響してると思います。衣山行けば、駐車料金はタダですから、デートに行くなら衣山でしょう。
そして、ルナティックの前身はフォーラム松山であった事を、決して忘れてはいけない。
http://homepage2.nifty.com/fukio/forum/forum.html
やっぱり、ルナティックみたいな映画館は、観客が支えていかなきゃいけない映画館だと思う。
僕が考えてるのは、ルナティック・クラブの発足。
数ヶ月間は数千円で、何本観ても良い。つまり、逆に考えると数ヶ月に2本しか観かったけど、数千円支払う。つまり、カンパです。
そうでもしないと、ルナティックは潰れてしまう。
それは、僕達にとってオアシスを失う事。



434. あと せあ・h  2001/11/24 (土) 21:32
 あと、「エレクトリックドラゴン80000ボルト」のポスタ−を早いうちから入り口に貼っておいてもいいのではないでしょうか?出演が浅野さんと永瀬さんですし、ポスタ−のデザインも強烈ですし。



433. 個人的に思うこと。 せあ・h  2001/11/24 (土) 21:29
 ヒカル一平さん<
 なんとなく思うのですが、プログラムの選定に関しては話題のミニシアタ−系映画が色々と上映されればいいなと思いますが、作品によって的確な場所にポスタ−を貼るとか「ルナティック通信」を置くとかいったことも必要なのではないでしょうか?最近だと「ゴ−ストワ−ルド」のポスタ−が、ラフォ−レ松山4階の「ヴィレッジヴァンガ−ド」という本屋に貼られていましたが、人の集まるお店やイベント等での宣伝ってとても重要だと思います。ただこれはお店等の協力が必要不可欠ですが。あと若い層に読まれているファッション誌等で紹介されている映画や、ファッションリ−ダ−的存在の俳優さんが出演している、もしくは何らかの形で関わっている映画のポスタ−を入り口に早いうちから貼っておくことで、サロンキティに来るお客さんの目に止まり、口コミで広まっていくということもあるのではないかと思います。

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