西赤石山 1626m


 朝7時に東温市にある利楽温泉前に集合。2台の車に分乗して出発。松山自動車道を走り、新居浜インターチェンジで国道11号線に降り、県道新居浜別子山線を南下というか登っていく。途中マイントピア別子を経由して、東平(とうなる)というところで車を降りる。そこは銅山の里自然の家という施設があり、立派な歴史資料館がある。駐車場も広くトイレもきれい。
 車をそこに駐車し、8時30分に出発。しばらく歩くと広い平坦なところがあり、発電所跡や通洞跡が見られる。ここからいよいよ登山道という標識があった。石の敷き詰められた快適な登山道をしばらく登ると、馬背コースと柳谷コースの分岐点がある。ここは迷わず柳谷コースを選んだ方がいいそうです。馬背コースは距離は短いが急坂が続くそうです。
 今回の目的はあけぼのつつじを見ることにあったのだが、しばらく歩くと、黄色のひかげつつじやピンク色のみつばつつじが満開で初夏の陽射しに映えてほんとうにきれい。途中銅山の遺跡らしきものがいろいろ見られ往時の繁栄というか人々の生活が偲ばれます。
 銅山峰ヒュッテで小休止。確か停車場跡とかという標識があったような気がする。ここまで鉄道が登ってきていたのだろうか?お婆さんが一人できりもりしているようでした。このヒュッテの前にテントを張っている人もいた。ここからちょっと急坂になるけれど30分ほどで銅山越に到着。
 立派な石積が残っていてお地蔵さんが祭られていた。西山方面が少し小高い丘(禿山)になっており登ると風が強く寒いくらい。早々に下って標識あたりで小休止。
 石積みを回り込むように登山道があり、ここからは尾根道歩きとなる。見上げると急坂に見えるけれど、歩いてみるとそうでもない。しばらく登ると平坦な尾根道となる。ここから遠く石鎚や瓶ケ森が見える。頂上かなと思われるピークが何箇所かあるけれど、最後2箇所ある岩場を越えると、頂上に着く。12時30前。登りは約4時間。
 360度見渡すことが出来る。ここで昼食をとり、景色を十分楽しみ、しばらく横になり、1時過ぎに下山開始。帰りは銅山越の手前の尾根道のところに近道という表示があったので、そこを利用した。この近道を使うと銅山峰ヒュッテも通らない。近道だけれど急な下りが続く。翌日のふくらはぎの痛みの原因はこの下り道にあったと思われる。行きには気が付かなかった滝があり、もうゴール目の前だけれどそこで小休止。滝壷の水も澄んでいたが魚影は見えなかった。
 ゴールしたのは15時30分。往復7時間のコースであった。帰り川内のさくら湯で温泉につかり帰途についた。ゴールデンウィークということもあり、温泉は人で一杯。  
今回のコースマップです。

車を置いた東平の歴史資料館発電所跡軌道跡通洞

いよいよここから登山道ここにも通洞が黄色のひかげつつじがきれい

ピンクのみつばつつじのトンネル見上げると山一面みつばつつじ銅山峰ヒュッテ

こんなところにお墓が。墓参りの人は大変。銅山越の標識。左は西赤石、右は西山立派な石積みです。この裏に登山道が続く

銅山越から西赤石方向を見上げる。写真のちょうど中央の一番高いピークが西赤石?

尾根道から銅山越を見下ろす尾根道から石鎚山を遠望。中央が石鎚、左が瓶ケ森別子ダム湖が見える

山頂。他の登山客が多く、標識近くでは休憩できない。東赤石よりに移動して各自昼食、休憩前赤石のごつごつした山肌が見える。

西赤石山頂から東赤石方向を遠望する。東赤石山がわずかに見える。

山頂から高知方向。平家平が見える。写真の合成にちょっと失敗しています。

登山道に咲く高山植物木の芽か?花か?可憐なスミレ

あけぼのつつじの蕾みつばつつじ。ゴール近くみつばつつじのトンネル。右はひかげつつじ

ゴール近くの滝で休憩。夏にくれば水浴びが出来そう展示されている往時のトロッコ歴史資料館近くの通洞

2006年山歩き 山歩き本編

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