筑波山 877m


 6月下旬、東京出張を利用して百名山の一つ筑波山に登った。当初は一人で登る予定でつくばまで秋葉原駅から出るつくばエキスプレスを利用しようと思って両国駅の近くのホテルに泊まったが、高校時代の友人が同行することになり、ホテル前まで車で迎えに来てもらって午前7時30分に出発。
 筑波山(つくばさん)は、関東地方東部の茨城県つくば市北端にある標高877mの山。西側の男体山(標高871m)と東側の女体山(標高877m)からなる。
 富士山と対比して「西の富士、東の筑波」と称される。『万葉集』にも詠まれ、日本百名山、日本百景の一つとされる。百名山では最も標高が低く、開聞岳(標高924m)とともに1000m未満の山。火山と誤解されることもあるが、実際には火山ではなく、隆起した深成岩(花崗岩)が風雨で削られて形成されたとされる。なお、山頂部分は斑れい岩からなる。
 山頂は男体・女体の二つの峰に分かれ、広い裾野を持っている。その美しい姿は昔から人びとの心の糧となり、信仰の対象となってきた。山頂にはイザナギノミコトギを祀る男体社とイザナミノミコトを祀る女体社がある。「筑波山縁起」によると、この山は、天地の開け始まる時から神が宿り、イザナギノミコトとイザナミノミコトが最初に生み、そして降臨した「天地開闘」の霊山である。
つつじケ丘ロープウェイ駅を登山口とした。
奇岩を巡り女体山877mと男体山871mに登りケーブルカーで筑波神社まで下った。
 
ルート図
つつじケ丘ロープウェイ駅駐車場の端にある登山口。女体山まで1.8km少し登った所からロープウェイ駅を望む。
登山道は参道として整備されているが、大きな岩が多い。しばらく歩いて見晴らしの良い「つつじケ丘高原」でちょっと休憩
あじさいの一種か?これは初めて見る花
登山道は整備されている、新緑が晴れていたら美しいと思うのだが生憎曇り空 他の登山コースとの合流点、この先から奇岩の連続
弁慶の七戻り
高天原(タカマガハラ)母の胎内くぐり
陰陽石出船入船
裏面大黒ブナの美しい森が続く
北斗岩屏風岩
女体山山頂への最後の登り筑波山山頂877m
三角点女体山山頂から男体山山頂を望む。この後男体山山頂にも登ったが、登りは女体山の方が厳しいそして標高も女体山の方が高い。名前の付け方が反対のような気がするのだが、、、。
山頂からロープウェイと駅を望む
山頂から関東平野を望む、晴れていたら関東平野が一望できるらしいのだが生憎曇っていて山麓しか見えない。富士山もきれいに見えるポイントらしいのだが、残念。山頂には女体山ご本殿があった。この下には御札場もあり記念に筑波山の手ぬぐいを買った。
ロープウェイ山頂駅からの連絡道路との合流点ガマ石
この花が登山道のここかしこに咲いていたセキレイ石
このあたりにカタクリの花が咲くらしいケーブルカーの山頂駅がある御幸ケ原に到着、観光地化している
ケーブルカーの発車時間を確認して男体山山頂を目指す最後の登り
男体山御本殿の前が男体山山頂
御幸ケ原に戻り昼食を済ませてケーブルカーに乗ったケーブルカーに乗っている時間は8分、着いたところに筑波山神社がある
樹齢700年の神木の杉境内ではガマの油売りの口上を聞くことが出来た。下のお土産さんでガマの油を購入。飛行機の時間まで余裕があったので、石岡市の温泉に入ったあと羽田に送ってもらった。

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