ちち山1855m・笹ケ峰1859.7m


 二組に分かれて、我々は下津地の笹ケ峰登山口から、一方の組は大永山トンネル登山口から、ちち山で合流・昼食の予定で登山開始した。
天候はくもり登山口に8時前に着いたが既に5〜6台車が止まっていた。ゆっくりとしたペースで登り始める。宿と丸山荘で休憩を取り、笹ケ峰の急坂を一気の登る。途中雪渓が残っていて今年の冬の厳しさの名残。頂上に着くと6〜7人が賑やかに話している(中高年の女性たち)。青空が広がってくる。素晴らしい風景を写真に撮り目指すちち山に急ぐ。
紅葉谷分岐を過ぎてしばらくすると、ちち山への登り口を示す小さな道標がある。ここから登り始める。急坂である。振り返ると笹ケ峰の雄姿が一望できる。急坂でぜいぜいいいながら登るが距離は対してないので休憩なしで登りきる。
頂上には祠がある。ここでぴったりもう一方の組と合流。昼食休憩とする。すると、呉からきたロングトレイルをする55歳の男性と、山を「走る」青年と出会いしばらく会話が弾む。眺望も笹ケ峰に劣らず素晴らしい。
ちち山から反対側の登り口までの下山はほんとうに厳しい。急坂だし悪路である。ちち山に登る人が少ないのも理解できる。膝が痛い。やっとの思いで本来の登山道に戻る。
ちち山の別れを過ぎ尾根道を辿り、尾根道の両側が絶壁となっているところがあり、また結構急坂な箇所もある。延々尾根道を歩き、土山越(大阪屋敷越)で林道と合流。ここで我々は、銅山越の細い道と中七番に続く林道の選択を間違った。地図ではここで銅山越と大永山トンネル方向(中七番)への分岐と見えたので、中七番へ向かう林道を選択してしまった。銅山越への細い登山道を行くと30分ほどでトンネル出口に着くのだと思うが、林道を歩いたためトンネルまで1時間ほど時間がかかってしまった。
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笹ケ峰登山口、8時前に到着
既に5〜6台車が止まっていた。8時に登山開始
登り始めてすぐ登山道で清楚な薄ピンクの花発見
登り始めは、こんな感じの自然林の登山道次第に人工林に、宿という所までは人工林となっている
目指す笹ケ峰が登山道から見えてくる「ここが宿」、沓掛山と笹ケ峰の分岐となっている
「笹ケ峰・丸山荘」の標識に従う
宿を過ぎると、自然林に戻る新芽?と思ったが、黄色の小さな花だった
丸山荘に到着、背後に笹ケ峰の巨塊が迫っている丸山荘の奥に笹ケ峰の登り口がある
もみじ谷経由でも行けるが、奥の標識に従って通常の登山ルートをとる
しばらく登ると、正面に沓掛山がその全容を現す
赤い屋根が丸山荘、この辺りまでは木々の中を歩くのだが
その先は笹原をジグザグと頂上まで歩くこととなる
やっと半分雪渓が残っていた
頂上直下、寒風山との分岐頂上への最後の登り
頂上からの眺望1
手前が寒風山、その奥が伊予富士、右に霞んでいるのが手箱・筒上
頂上からの眺望2
手前が西黒森、続いて瓶ケ森、そして奥が石鎚山
頂上からの眺望3
これから登るちち山
頂上からの眺望4
冠山と平家平
頂上三角点とケルン、1859.7m写真撮影が終わり、ちち山へ向かう
あっという間に笹ケ峰が遠ざかっていく、晴れてきたちち山が迫ってくる、ここは紅葉谷
ちち山への登り口笹ケ峰を振り返る
ちち山への登りは結構急坂であるこの大きな岩を通過すると、頂上はすぐそこ
ちち山山頂、1855mここで大永山トンネル口から登ってきた女性班と合流し昼食休憩
呉から来たというロングトレイルを趣味とする男性と山を走る大阪の男性と知り合う
下りはもっと急坂でしかも悪路で難渋、膝が痛い写真で見るよりずっと急坂である
反対側の登り口トラバース道は快適
寒風山と笹ケ峰ちち山の別れ、ここは銅山越方向へ
銅山越へと続く尾根快適な尾根道、両側は絶壁
あけぼのつつじが咲いていた獅子舞の鼻、誰が何時どういう理由で命名するのだろいう?
四等三角点となっている
ここを過ぎて尾根をまたぐような形で下る
なだらかな道になり、植生も変わる
立派なブナの木が一本立っていた
下って来て、標識に従って銅山越方向へ進む雰囲気が変わり、人の気配がする登山道へと
向かいの山に白い花が咲いていた
登山道が鉄塔の巡視路になっている、ここは右へ下る
道が崩れているが大丈夫ここが西山越
銅山越と大永山トンネルのある中七番の分岐と判断し、中七番へ進んだが遠回りとなった
向かいにある別の標識の銅山越への登山道を下るが正解中七番へ続く林道を延々歩く
ただ色んな花に出会えたやまつつじ
やっと車道が見えてきた沢を渡ると
土山越で選択しなかったショートカットの登山道と合流
広い林道が我々が下ってきた道
大永山トンネル口に到着、15時40分

石鎚山系

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