高月山1228.8m


 宇和島市を抜け黒尊スーパー林道をひたすら「鹿のコル」まで登る。「鹿のコル」の手前に梅ケ成峠経由の高月山登山口があるが、やり過ごし「鹿のコル」まで行きそこに駐車した。今回は滑床林道入口横の毛山登山口から登ることとした。そこから毛山〜櫨ケ森〜梅ケ成峠を経由して高月山まで登るコースである。下山は梅ケ成峠から滑床林道を鹿のコルまで下った。
 毛山までは登山道が明瞭であるが、そこから先梅ケ成峠までは登山者がいないのか登山道が見えない。HPから落とした地図をたよりにシャクナゲの緑の葉に埋まった尾根道を進むが、明瞭な道はない。地形図には登山道は書かれていない理由が分かった。目的のシャクナゲはほとんど咲いていない。
 といった状況で道に迷いかけ眺望も悪いのでこのコースを選択したのを後悔しかけたが、櫨ケ森直下で満開のシャクナゲの群生を見つけて満足。この先にもシャクナゲは咲くには咲いていたがぽつぽつで櫨ケ森で見たような見事な満開の群生には出会えなかった。このコースを選んで正解だった。下山の際地元の登山者に聞くと、シャクナゲの開花の時期にまだ早かったのではなく、どうも裏年らしい。3年か5年に1回くらい表年があるらしい。。
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鹿のコル毛山登山口、横の赤い札があるゲートが滑床林道。この林道を使わせてくれたら帰りに滑床まで車で降りられるのだが。
毛山への登山道滑床の森は雰囲気が違う。もののけ姫の森のようだ。
毛山頂上1089m毛山から櫨ケ森へ向かうのは稜線を歩けばいいのだが、道が明瞭ではなく迷いそうになる。
突然視界が開けて立派な林道が見えた、この林道はすぐ先で行き止まりこの辺りにもぽつぽつとシャクナゲが見られたピンクが濃い
そろそろ櫨ケ森に近いと思っていたところシャクナゲの蕾が多くなって辺りを見回ると、下の方にシャクナゲの群生を発見
こんな満開のシャクナゲの木が至る所にあった。
アップで撮影
櫨ケ森に到着1064m登山道がないが見当を付けて下る
梅ケ成峠に続く登山道に合流梅ケ成峠に到着
梅ケ成峠の道標には高月山を指す文字がないので少し迷って歩き出すとすぐ近くにもう一つ道標があった。安心空を見上げると新緑が美しい
気持ちの良い線歩きシャクナゲが登山道のあちこちに咲いている1054mの三角点
成川渓谷へと続く森
肩のコル高月山が見えてきたヒメシャラの特徴的な木肌
高月山の直下にはバンケイソウの群落が広がっている
最後ロープの張られた急坂を登り切ると祠のある頂上に着く高月山頂上、1228.8m
頂上からの展望〜宇和島市
頂上からの展望〜鬼北町
頂上からの展望〜対面の三本杭
下山は梅ケ成峠から林道に下りた林道歩き
高月山がもうこんなに遠くに見える三本杭も林間に見える

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