杉立山


 国道317号線を奥道後公園まで車で行き、駐車場に止め、園内のロープウェイで山頂駅まで行く。山頂駅の展望台からしばらく松山市内の展望を楽しむ。
 杉立山山頂は、この展望台の裏にある中継所の建物沿いにある柵の奥にある登山口から登る。しばらく登ると山頂である。見晴らしはよくない。
 子供の頃、家族で市街から歩きで、石手寺、岩堰、溝辺経由で食場の登山口から登った記憶がある。途中で祖母とはぐれ、山頂までたどり着いたか記憶が定かでないが、市内からこの杉立山を望むと、いつもこの時の懐かしい記憶が思い出される。
  前回は奥道後のロープウェイを利用して登ったが、今回はロープウェイは休止していることもあり、榎峠を登山口として、晩秋の杉立山を目指した。榎峠とロープウェイ山頂駅は標高にするとほぼ同じで、散歩コース。
 榎峠までの道順は、国道317号線を奥道後手前ローソンが左手に見える交差点を右折し、すぐ大師堂の看板を左折すると後は道なりに進むと良い。だが、大師堂以降の道は極端に狭い。運転に自信のない方は食場から歩きかバイクで行くことをお勧めする。
写真は「お山へ行こう」から拝借してます。
 
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遍路橋から遠望した杉立山
ローソンが写ってないが左手にある。この交差点を右折。この写真は今年の春撮影したもの右折するとすぐ大師堂の看板があるので、ここを左折
こんな状態で延々榎峠まで進む。榎峠、倉庫のところを左折すると、ロープウェイ山頂駅に向う道が続いている。
榎峠。前の写真で、車を駐車したところから撮影。4本の道に分かれている。石碑を右折すると、関ケ森へ続く登山道。石碑の左の道は侵入禁止となっている。トタン小屋の右竹林にまっすぐ行くと藤野集落へ続く道、トタン小屋を左折すると、杉立集落にある貴布祢神社へ向かう。見上げると杉立山直下にある鉄塔が見えた。
ロープウェイ山頂駅に向かう道、平坦で快適。しばらく行くと、来た道を含めて五叉路になっていて、道なりに右折するとゲートにぶつかる。この先は奥道後観光が管理しており立ち入り禁止となっていた。この先にロープウェイ山頂駅があるのだが(後で知った)。迷ったあげく結局このゲート右手の踏み分け道を登ることとした。
ゲートに向かわずまっすぐ行くと、その先は3本の道に分かれる。一番左の道を行くと、広場があり行き止まりとなっていた。真ん中の道は鬱蒼としていて進めそうもないので「探検」はせず。
右手の道を行くと下りとなる。しばらく歩いたが、これは違うと思って引っ返した。ゲートに戻り、ゲート右の踏み分け道を進んだ。
これは帰りに下って来た道。ゲートの手前10mくらいの場所。ここがたぶん杉立山の正式な登山道だろう。電柱に赤テープが巻いており、写真では見えないが、枝にも登山口を示す赤テープがあった。登山道は明瞭ではないが迷うことはない。紅葉が美しい。
5分ほど歩くと、ロープウェイ山頂駅が見えた。山頂駅はロープウェイが休止しているため荒れ放題で草木が生い茂り駅舎まで行き着くのに時間がかかった。山頂駅にある展望台。ここも閑散としていて荒廃の一歩手前。
山頂駅の先には園地が広がっている。ロープウェイが動いている時は、多くの人が見られたのだが。高度成長期の遺物の多くの運命を見る思いがした。園地の奥にある杉立山に続く道
榎峠から見えた鉄塔が目の前に現れたこの鉄塔のフェンスの脇に杉立山登山口に続く道が前回来た時はあったのだが、今回は草に覆われて見えない。
草木をかき分けやっとの思いで登山口にたどり着き登り始めると、登山道の目印の赤テープがあり安心。こんもりしたところに到着。前回の登山時、ここを頂上と前回は勘違いした。「お山へ行こう」で頂上を示す標識があることを知り、ここは頂上でないことを知る。頂上へ向かう道を探す。
その先にまたこんもりしたところがあり、行ってみるがここも頂上ではない。標識がない。先ほどの場所に帰り、見渡すと赤テープと登山道らしき道を発見。先に進む。
なんとなくこの先が頂上の雰囲気がする。標識と三角点がありました。
結構広い頂上だけれど眺望はない。でも周囲の紅葉が美しい。これは下りの道で撮影した紅葉。
ロープウェイ山頂駅の展望所に戻り興居島方面を写した
同じく松山の中心地を写す
松山中心街をズームで写した

以下前回登った時のもの。

山頂と勘違いしたところ前回来た時はこのように鉄塔のフェンス周辺はきれいに整備されていた。奥に見える電柱あたりに登山口がある

ロープウェイで山頂駅の展望台から見た松山の市街


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