皿ケ嶺(畑ノ川コース)


 2014年の8月は天候が不順で雨模様の週末が多かった。この日は曇天ではあるが日差しも時折さしてくるので、朝起きて急遽皿ケ嶺登山を思いついた。畑ノ川を登山口とする初めての登山コースである。
松山市から上林トンネル経由で上林峠直下の久万高原町林道脇にある広場に車を置き、そこから舗装された林道を畑ノ川登山口まで歩いた。そして皿ケ嶺の頂上を経由して上林峠まで戻る周回コースを歩いた。
登山道、そして竜神平には夏の花が多くみられたのと、初めての登山コースだったのでコース自体が珍しくて楽しんで登れた。最後たどり着いた上林峠では霧が流れ込んできて幻想的な光景を楽しむことも出来た。

2016年5月、頚椎症手術後のリハビリ登山に再度このコースで登った。  
ルート図

2016年5月の登山記録
重信川にかかる橋の上から見た東温アルプス。左橋には石鎚山も見える。
竜神平
新緑が青空に映えて美しい
皿ケ嶺頂上に咲く梨の花
ヤマルリソウエイザンスミレ
ツルキンバイホウチャクソウ
トマトのようなキノコ群生するキノコ

2014年8月登山記録
上林トンネルを久万高原町側に出たところにある広場、前方に陣ケ森が見える舗装路を15分くらい下ると、畑ノ川登山口がある。
皿ケ嶺までの標高差はここの登山口からが一番少ない。実際歩いてみても楽だった。ただこの登山道は何カ所も渡渉箇所があることもあってか湿気が多い。ご覧のとおり木の周りに菌類がくっついている。
こんな渡渉箇所が何カ所かある。最近だと思うがきれいな道標も整備されて迷うことはない。
人工林が美しく植えられている箇所を登っていく。自然林も豊かな登山道。
まっすぐ行くと竜神平、左折すると皿ケ嶺頂上へ。ここは頂上を目指す。笹原自体が整備されているようにきれいで伸び放題になっていない。
自然林と笹原、とても気持ちの良い平坦な森。頂上に続く最後の緩斜面。
頂上、周りはガスで真っ白な状態。頂上に自生していた梨の実
竜神平へ降りる登山道にあったブナの木
濃くて深い緑に覆われた登山道
竜神平手前にきて霧が流れ込んできた。
竜神平到着、愛大の避難小屋。
竜神平に咲くオニユリコバキボウシの群落
竜神平をつききり、尾根道に出た。気持ちが良い稜線歩き。400段の木製階段が上林峠まで続く。
人が立っているところが上林峠、風が通って気持ちが良い。陣ケ森の方向へ進む。少し下ると、陣ケ森と上林トンネルへの分岐がある。林道に出ると右折し上林トンネル出口へと向かう。ちなみに林道に出て左折すると、陣ケ森に立つ鉄塔に続く。
上林峠で休んでいると急に霧が立ち込めてきて幻想的な雰囲気に。

以下この登山コースで出会った花

ガンクビソウオトギリソウ
???ハエドクソウ
ヤマジノホトトギスマルバフユイチゴ
このあたりまでは皿ケ嶺頂上までの登山道の花アキノタムラソウ
竜神平近くで見た色鮮やかなキノコ竜神平に咲くオニユリ
???ゲンノショウコ
オニユリとキアゲハヌマノトラノオ
コバギボウシツリガネニンジン
サワヒヨドリカワラナデシコ
???ハガクレツリフネ
オオバヨメナ???

皿ケ嶺連峰(東温アルプス)

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