夏の花咲く竜神平


 知人から「峰影山岳会」という山岳会のたぶん会報誌のコピーをもらった。30年以上前の記録だと思う。インターネットで検索してもヒットしないから、もう消滅した山岳会かもしれない。そのコピーを読んでいて、「松山から日帰り遡行のできる沢(1)という章があって、ナメラ谷の記事に目が止まった。
竜神平から往復1時間あまりで往復できるとある。思い立って行ってみたが、記事が30年前のもの。竜神平から畑ノ川へ下る登山道から沢に降りるのだけれど、沢ということもあり、道は無いに等しい。沢はあるのだけれど、沢沿いの道はほぼ消えている。目的の「ゆるい滝の連続」のところまでは行き着けなかった。再度挑戦を誓って引き返すこととした。
竜神平までの往復では色んな夏の花に出会うことが出来た。家に帰ってインタネットで花の名前を探すのも楽しい。だが、何故花の名前ってカタカナ表記なのだろう。名前の由来がカタカナでは分からない。
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登山道は夏の緑が濃い竜神平手前のベンチ前
ブナの緑も幻想的竜神平まで来ると青空が見え出した。竜神平を横切り畑 野之川へ続く登山道へ
畑野川へ続く登山道をしばらく行くと下りとなる。登山道は整備されている。
標識、このまま畑野川方向へ行くと登山口までおりてしまいそうなので、このあたりから沢へ降りた。ゴロゴロした石とヤブの続く沢
小さな滝が連続する場所までなんとか下るこの先遠くの視界にナメが見えているような気がしたが、ここで断念。沢下りには靴の準備不足、次回リベンジしようと思う。
大きなブナの木
帰途、竜神平には霧が流れていた

以下登山道に咲く夏の花

ヒマラヤけしの花シラネセンキュウ
ハガクレツリフネ、正面からハガクレツリフネ、横から
ユキクサモミジガサ?
アキノキリンソウの蕾キンミズヒキ
オニユリ
コバギボウシアキノタムラソウ
ツリガネニンジンアキノキリンソウ
フジバカマカワラナデシコ
ヤマシャクヤク黒い実?赤い実

皿ケ嶺連峰(東温アルプス)

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