竜神平の樹氷


 山登りは春から秋と決めていたのだが、というのも冬山で高校の時の同級生が遭難した事件があり、冬山は危険という思いがあった。その遭難は厳冬期の北海道の山ではあったのだが。
 色んなホームページを見て樹氷の美しさへの憧れに更に思いが募り、アイゼン、冬用の帽子を揃え今回の冬の山歩きとなった。
 体力のことも考え、松山近郊でも樹氷の美しさを楽しめると聞いている皿ケ嶺行きとなった。1月末に登った時は、登山道に雪が積もり凍っていて期待したのだが、樹氷は残念ながら見られなかった。続いて2月上旬、上林から望む皿ケ嶺は白く今日はとの思いで先を急いだ。
 登山道に雪はなかったが、ベンチのある休憩所あたりからみごとな樹氷が木々につき、その美しさに見とれ、写真を何枚もとった。竜神平へは直接行かず、北の尾根道を行くと更に見事な樹氷が青空に映え幸せな気分になった。
 朝松山の家を出たのが7時前、風穴から登り始めたのが7時30分くらいであった。竜神平でラーメンを食べて下山を始めた頃には樹氷はずいぶん細っていた。太陽が昇る前に登り始めるのをお勧めする。  
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竜神平手前のブナの木のあるベンチ付近樹氷のアップ
青空に映える樹氷地面の枯葉に落ちた樹氷。パリパリしている
再度樹氷のアップ北側の尾根道、樹氷のアーケード
青空とのコントラストがとても美しい。心が洗われる。林全体が樹氷
竜神平から皿ケ嶺を望む。竜神平は春の気配帰り道で

竜神平のパノラマ写真


以下2012年2月5日の竜神平
この日は積雪は多かったが、樹氷の付きは良くなかった竜神平近くのベンチのある付近の北斜面
積雪の竜神平

皿ケ嶺連峰(東温アルプス)

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