尾瀬沼


 6月20日(木)〜21日(金)と東京出張だった。せっかく東京まで来たので、八重さんの会津の山に登ろうと計画した。燧ヶ岳は東北以北で最高峰の山(2356m)ということを初めて知った。計画では、バスツアーに参加し大清水から三平峠経由で尾瀬沼に入り、長英新道ルートで燧ヶ岳に登り、見晴の山小屋で1泊。翌日は尾瀬ヶ原を散策し、鳩待峠で帰りのバスを待つというもの。
 しかし1日目は生憎の雨模様。長英新道登山道は川状態になっていると、尾瀬沼山荘の人に言われ、燧ヶ岳登山は断念。尾瀬沼を巡りちょっと早めに見晴の山小屋に入りゆっくり休憩した。それでも歩いた距離は約25km。
21日(金)の午後10時、新宿駅西口のスバルビル前でツアーのバスに乗る。これは池袋のバスセンターまでのシャトルバスだった。
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池袋のバスセンター。午後11時に尾瀬に向け出発。うつらうつらはしたが何時間眠れたか不明。午前4時30分、戸倉というところで、大清水行きと鳩待峠行きのグループに分かれる。
大清水到着は午前5時30分。休憩所はこの時間開いてなかった。別に公衆トイレはあり。ここから歩き始める。先も未舗装だが立派な道があるが通行止め。1台個人登山利用としか思えない車が走ってきた。登山者みんなの目を避けるようにしていた。
ゲートの先にある大清水登山口、登山道は左。雨がしとしと降っているので、レインウェアを着て歩く。最初に咲いていた花。
新緑が深い。こんな林道の中を一ノ瀬休憩所まで歩く。一ノ瀬休憩所、雨が降ったりやんだり。
一ノ瀬休憩所を過ぎると普通の登山道になる。ここで種子等を落として登山道に入る。早くも木道歩きとなる。
滝を横目に見ながら歩く少し勾配が急になり、木の階段が現れるようになる。雨がしとしと降っているが明るい。
岩清水というところ、ここからしばらく急勾配が続くがたいしたことはない。ニリンソウかな?
あじさい?急勾配を登り切ると人工林の中の木道を歩く
三平峠に到着三平峠のすぐ下にある尾瀬沼山荘の前にある売店。ここのお兄さんに燧ヶ岳に登れるかどうか聞くと登山道が川状態になっているのでやめた方が良いとのアドバイスを受けた。
ミズバショウに出会う。時期的にはミズバショウの終わりの季節。拡大、このミズバショウは小さくて可憐だが、この先みたミズバショウは想像していたより大きなものが多かった。
サンリンソウ?霧が晴れて尾瀬沼が見えた。
ミヤマキンポウゲ?尾瀬沼ビジターセンター。ここでも燧ヶ岳登山はやめた方がいいとアドバイスを受けたので、登山は中止。ゆっくり尾瀬沼を散策することとした。
ビジターセンター横にある売店。晴れていたらコーヒーでも飲みながらゆっくり休憩できるのに。大江湿原手前から見えた尾瀬沼
オオバタチツボスミレ大江湿原に寄り道
ハクサンチドリ?コバイケイソウのつぼみ?
イワカガミ雨に濡れたワタスゲ
湿原に流れる小川、尾瀬沼の方に見えるのは3本唐松かな?レンゲツツジ
キヌガサソウ大江湿原を出てしばらく行くと、長英新道経由燧ヶ岳に登る登山口があった。残念ながら断念。
その支流沿いにミズバショウの群落がまだ花を残していた。
沼尻、ここで昼食。コーヒーも売店で買って飲む。このあたりで溶岩がせき止められ尾瀬沼が出来たといわれている。沼尻を出発。ここから白砂峠までの道は悪路のうえ雨足が強くなった難渋した。カメラが雨で取り出せないくらいだった。
ここも燧ヶ岳までの登山口、かなりの悪路らしい。見晴に到着、ここまでくると雨も上がっていた。
少し山小屋周辺を散歩見晴には数件の山小屋があり、ここはコーヒーが美味しいと噂の弥四郎小屋
翌日歩く尾瀬ヶ原、正面雲に隠れているのは至仏山か泊まった「原の小屋」という山小屋。夕食は山菜が主だったけれど美味しかったかつ満腹。個室が利用できる。トイレもウォシュレットだった。お風呂もあるが石けんシャンプー等は使えない。

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