黒沢湿原


 2014年8月31日(日)徳島県三好市にある黒沢(くろぞう)湿原に行った。最近新聞広告などでレジャー旅行先として取り上げられ、それで四国にもこんな大規模な湿原があるんだと初めて知り、いつか行ってみたいと思っていた。
   黒沢湿原は、徳島県三好市池田町漆川(しつかわ)の標高 550m程の山頂部にある盆地で、周囲は標高 600m前後の山に囲まれている。黒沢盆地は南北に細長く、長さ約2km、幅 100〜300m程あり、面積は 40ヘクタール程の広さがある。小川が北から南へと緩やかに流れ、南端では滝となって松尾川へと流れは落ちている。
 黒沢湿原は、昭和40年(1965年)に、サギソウなどの湿原植物群落が徳島県の天然記念物に指定されている。そしてトンボ、メダカ、昆虫も貴重なものが生息している湿原であり、環境省において四国で唯一日本の重要湿地 500に選定されている。  
ルート図
駐車場付近、立派な松林が残っている。サギソウよりも松林が残っている方が珍しいのでは?松林の端に咲いていたユリの花
黒沢湿原の入口、木製の遊歩道が整備されている。ミソハギ
サワヒヨドリサギソウ
オトギリソウコケ、黒沢湿原に咲いている色んな花を紹介するので夏の花が群生しているように思われるかもしれないが、尾瀬なんかとは違って色とりどりの花が目に飛び込んでくるというわけではなく、このコケとガマの葉が一面に広がる湿原である。よく観察すると、夏の花が観察できるといった感じである。
唯一群生しているのが、このノリウツギアジサイによく似た花である
オトコエシ(男郎花)ノギラン
ガマの穂湿地帯の一部は池のようになっている
???オニユリ
アキノタムラソウゲンノショウコ
アジサイ、黒沢大師堂への参道に植えられていた黒沢大師堂
たびの尻滝への降り口滝の下流に橋がかかっていて、そこから撮影。橋の下にももう一段滝がある
たびの尻滝
滝へと流れる川、その横にある道を上って行く赤い実、もう秋が近い?
ヤマジノホトトギス展望台を目指す
黒沢湿原の北半分
初めて見る蝶青空が見えてきた
スイレンの一種サギソウ園
サギソウ

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