気多山(1218m)八辻の峰(1273.3m)


 11月3日(土)、気多山(1218m)、八辻の峰(1273.3m)に登った。登山口は、旧面河村大成という集落にある大成神宮神社らしい。国道11号線を川内まで行き、国道473号線で黒森峠を越え、旧面河村大成集落に入る。そこからは大成神宮への案内板があるので、それに従い車を走らせば登山口まで迷わず行くことが出来る。
   大成神宮に着いてびっくり。こんな山奥にこんな大規模な神社があるとはと戸惑ってしまう。大成神宮の由来が書かれた看板によると、平成7年に再建されたとある。再建したのは天真会という宗教法人。HPによると、南松山病院内に事務局がある。なんとなく怪しい雰囲気もするのだが。
 気多山・八辻の峰両山とも頂上からの展望はない。気多山は三角点もない。ただ気多山の標識がかけられている所がありそこは眺望が効くらしいが、そこは真の頂上ではない。八辻の峰の先にアンテナ群があり、その手前に石鎚から面河の山々の展望が素晴らしい地点がある。石鎚山系の懐に入った感じがする。下山は八辻の峰近くの鉄塔まで来ている大成林道を大成神宮まで歩いて下った。
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大成集落の入口「四国最古の秘境」とある。ここを左折し道なりに車を走らせると、大成神宮の駐車場に着く。巨大な灯篭が目印
社殿まで続く灯篭の列拝殿と「あ」「うん」の狛犬、拝殿の奥に本殿が見える
本殿のさらに奥に壮麗な社殿冒険家河野兵市さんも参拝に来たらしい。前知事の名前もあった。奥に見える大きな岩がご神体?
奥に進むとこんな道標が、今日登る気多山は神体山なのださらに登ると右手に鳥居がある。ここが神体山=気多山に、参拝するための参道=登山道になる
ただ参道は草に覆われて石段も見えない状態鳥居の奥に参道は続きロープも張っているが、立ち入り禁止とある。右手に脇道があるのを「お山へ行こう」で調べていたので、素直にそちらの道を選択する。そこから登山開始。

脇道を歩く、最初は道が荒れているが、なぜか上に行くに連れて登山道は整備されているようで明瞭になる。カメラにSDカードが入っていないのに気づく。今まで本体に記録していたのだ。ここからしばらくiphoneで撮影。岩肌を縫うように斜めに道をたどる箇所がある。その部分は道が不明瞭
ガレ場を登り尾根に出る尾根以降の道は明瞭
丸太のベンチ、写真で上の方に進むと「気多山」の看板がかかった見晴らしの良いところがあるらしいのだが、ほんとうの気多山の頂上は写真で言うと下、手前の方に進まないといけない。iphoneのGPSを頼りにほんとうの頂上を目指す。日差しが出てきて、快適な尾根道歩きとなる。黄葉も美しい
ここが気多山山頂、GPSの地図でも確認、こんもりとなっているので山頂と分かる。山頂なので、ここまでは上りで、その先は下りとなる。ほんとうの頂上からは眺望はきかない頂上の証拠写真だけ撮って、先へ進む。いったん下るがまた、八辻の峰へは緩やかな上りの快適な登山道が続く。
そして急に鉄塔が目の前に現れる鉄塔のフェンスの脇が八辻の峰へ続く登山道、下の舗装路が大成神宮まで続く林道。帰りはこの林道を利用した。
八辻の峰頂上に続く笹原八辻の峰頂上、ここも見晴らしがよくない、この先にあるみはらしの良いアンテナ群の設置されている尾根まで足をのばすこととする
三角点アンテナ群が設置された尾根、この先にも五代ケ森へと続く林道が最近整備されたようだ。次回挑戦したい
アンテナ群の手前の見晴らしが良いところで昼食休憩左奥に見えるのが岩黒山、手前は面河の山 これも面河の方の山
正面右に見えるのが石鎚山岩黒山、手前面河の山をもう一度
デジカメの本体に既に記録していた写真を削除して、デジカメで撮影。右が石鎚、左が二の森?
石鎚山を望遠で撮影
これは岩畔山、左隅に土小屋の駐車場が見えた
これは下山の際、林道から撮影したもの、右が今日登った八辻の峰、そして遠くに二の森〜堂ケ森が見える
堂ケ森を望遠で
下山時の林道で、野菊?花弁の形の違った野菊?
キノコは毒があるものかないものかさっぱり分からない
林道を下って行くと、こんな看板が、気になってこの道を進んでみた。 夏に氷を保管出来たようだ
冬には温風を吹き出す?風穴までは5分もかからない。見物後林道に戻り、しばらく歩くと、登山口の大成神宮の駐車場に戻れた。

石鎚山系

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