韓国岳1700m


 5月3日〜5日の連休を利用して九州の百名山のうち、霧島山韓国岳と開聞岳登る計画を立てた。

 その1日目。韓国岳(からくにだけ)登山。韓国岳は、九州南部に連なる霧島山の最高峰(1700m)であり、鹿児島県霧島市、宮崎県えびの市、小林市の境界にまたがっている。頂上には直径900m、深さ300mの火口があり、雨が続くと池ができる。

 山容は、えびの高原から見ると、臼のようにどっしり構えた巨大なものだが、爆裂のため一部が崩れ落ち、二つの山のように見える。荒々しい山。山頂からの眺望にすぐれ、韓の国(朝鮮半島)まで見渡せるほど高い山ということで、その山名がついたといわれている。山腹はモミ、ツガ、アカマツなどの天然林、それより上部はヤシャブシ、ノリウツギ、ミヤマキリシマなどの低木があるが、火山独特の荒涼とした雰囲気で四国の山と比べると趣が違う。  
ルート図
韓国岳(カラクニダケ)登山口に着いたのは午後2時前、登山開始は2時登山口から少し登ると、えびの高原が見渡せる。登山口前にある道路の路肩が広いのでそこに駐車
5分くらい登ると硫黄岳、硫黄の臭いがした。立ち入り禁止二つの山に分かれているようにも見えますが、これは火山ガスと水蒸気爆発により西側火口壁が壊れ、破裂口ができたためだそうです。
1合目の手前、登山道は整備されています。登山客も礼儀正しく「こんにちは」と全員が言ってくれますうつぎの花がいろんな所に咲いていた
2合目、大きな石が目立つようになる黄色い花。このあたりまでは植生も豊か
花の名前は調べてもすぐ忘れてしまう手前の白いこんもりしているところが硫黄岳、その左にちょっと見えるのが不動池、そして右が甑岳(こしきだけ)。
えびの高原の観光施設、正面の山は栗野岳1094m5合目、平らになっていて眺望もいいのでちょっと休憩
7合目、えびの高原の観光施設の背後にある山は白鳥山1,363m。中腹に白紫池がある。7合目を過ぎる頃には、大浪池も見えてくる
8合目あたりからは火口も見えてくる。ここは絶壁火口は危険なため、柵が念のため設置されている
9合目あたりから火口を撮影、大きくて全容を写せない
頂上直下から見た大浪池
高千穂峰、その手前が新燃岳
高千穂峰をアップで、逆鉾は双眼鏡でも見えなかった。
韓国岳頂上桜島の噴煙がかすんでいるが見えた
大浪池に向かって下る。この先このような階段状の木道が続く、とても急勾配。ちなみに先を行く若者3人は韓国語を話していたので、韓国人だと思われる。快晴でとても気持ちが良い、ただとても急勾配
ミヤマキリシマ?が一輪咲いていた韓国岳避難小屋
大浪池の麓、周囲に散策道があり一周できるが、時間がないので下山口に向かう樹林帯を歩く
気持ちの良い登山道、下山口も近い下山口、えびの高原の観光施設の近く、シカにこの近くで出会った。午後5時30分。3時間30分の登山。
えびの高原から見た韓国岳

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