観音山 518m


 シルバーウィークは好天に恵まれ絶好の登山日和が続いたが、父の看病で遠出が出来ない。webを閲覧していたら、とあるHPで観音山と関ケ森を横谷側から周遊した記事が目に止まった。結構時間がかかっているようだったが、観音山だけなら3時間くらいで登れるかなと思って挑戦してみた。
 展望は悪くひたすらトレーニングのための山歩きであった。でも登山道(鉄塔巡視路)には秋の気配が漂っている。木の実が色づきキノコが目立つ。観音山の頂上には、以前登った時は簡単な標識しかなかったが、今回(2015年)は松山ハイキング倶楽部の設置した可愛い標識が立っていた。  
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横谷松山市斎場を過ぎ横谷埋立センター直前の道路の膨らんだ手前に登山口がある。車はその膨らんだ場所に置く。コンクリートの簡易舗装の林道を歩いて行くと、左の杉の木に白いテープが巻かれている。ここが登山道(鉄塔巡視路)への分岐となる。右側に急勾配の細い登山道がある。
登山道、左下、杉木立の間に見える白い道が先程のコンクリートの道。フェンスにぶつかり左折すると、登山道(鉄塔巡視路)が続く。
フェンスから離れ登山道らしくなる。木の実が色づき秋の気配
四国電力の鉄塔。風景を壊す無骨な鉄塔なのだが、鉄塔巡視路があるので里山歩きが出来る。鉄塔の奥に登山道が続く。ここからはしばらく急坂。
今年落ちたドングリと昨年?のドングリ この登山道は視界が全くない、ここで前方が見えるかなと思ったがやはり木立が邪魔をして見えない。
間伐の行き届いた杉林を見ながら歩く。前方の杉に白いテープが巻かれている。あそこが登山道復帰点かなと判断して目指す。
まっすぐな登山道キノコ1
キノコ2振り返ると木立の中から山並みがわずかに見える。この登山道では貴重な光景。
左手に稜線が見えてきた。地形図を見るとあの稜線が観音山への登山道だ。GPS付スマホの地形図を見ると、この辺りがほぼ頂上直下ではあるのだが、地形図には記載されていない今歩いている巡視路はこの先まだ続いている。しかし頂上から離れて行く。 web記事の記録(回り込む形で頂上に行き着く)を信じて巡視路をしばらく歩いたが、どんどん頂上から離れていくので、引き返して頂上直下あたりから頂上目指して山腹を直登することに決めた。シダの海を泳ぐ感じで、よれよれになりながら急坂を登る。
キノコ3やっとの思いで稜線にたどり着く。頂上はすぐそこ。
キノコ4頂上、おにぎり1個食べて10分ほど休憩。この先を探検してみたが、登山道は荒れていて不明瞭なので、稜線を戻ることにした。
結構広くて整備された稜線の登山道。稜線からわずかに東方向に眺望がきくところがあった。
下山道への分岐。左が横谷への下山道、まっすぐ行くと榎ケ峠〜杉立山(奥道後)の方に行く。鉄塔を横切る
視界のない下山道松ぼっくり
紅葉した櫨?の葉北方向(伊台)の視界がわずかに開けたところがあった。
岩場と小さな滝下山口近くは、登山口と同じくコンクリートの簡易舗装路となる。下山口近くに這うように伸びていた植物。12時30分に登り始めて下山は3時10分。

松山近郊の低山歩き

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