岩黒山・筒上山
1745.6m 1859.3m


 午後から降水確率が高くなっていたが、早起きして自宅を7時過ぎに出発。結果的に思い切って出かけて良かった。山でも天気は下山までもち薄曇だったが、あけぼのつつじにも出会えた。
 土小屋の白石小屋売店の横に登山口がありそこから上り始めた。上り始めるとすぐ、岩黒山への尾根道と丸滝小屋へのトラバース道の分岐点があるが、岩黒山への尾根道を選ぶ。登山道は整備されていて歩きやすい。しばらく歩くと、あけぼのつつじに出会える。そこかしこうすぴんく色の可憐な花を咲かせている。篠山のあけぼのつつじと比べると少しこぶりかなって感じ。
 岩黒山頂上は360度眺望がきく。これから向かう筒上山や車を走らせてきたスカイラインそして石鎚山、瓶ケ森も遠望できる。小休憩の後筒上山へ向かうが、一端丸滝小屋まで尾根道を下る必要がある。一気にくだり丸滝小屋で小休憩。筒上山にはここからも少し下ることとなり、途中で筒上山への尾根コースを見つけたので、今回はこの急なコースを登った。疲れ果てたなと思い始めた頃、筒上山のピークが見えた。
 頂上で昼食の大休憩をとる。コーヒーもスープも飲んで寛ぐ。筒上山も360度眺望がきく。石鎚山の尖がった姿が印象的。下山は覚心寺道場の上の鎖場経由で手箱越から筒上山の山腹を歩くコースとした。登りより随分楽である。丸滝小屋からもトラバース道を使って土小屋まで安全な歩きであった。
 でも土小屋の登山口までたどり着いてみると結構疲れていた。荷物を友人に預けて急いでトイレを済ませた。疲労回復に甘いものが食べたくなり白石小屋の売店でソフトクリームをいただいた。疲れていて注意散漫になっていたのか、登山口にカメラを置き忘れて自宅まで帰ってしまった。ところが、白石小屋の職員の方がなんと週明け勤務先までカメラを届けてくださいました。ほんとうにありがとうございました。
その写真が以下の写真です。  
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登山口。白石ロッジのすぐ横。登り始めるとすぐ岩黒山と丸滝小屋の分岐点がある。
岩黒山方向に折れる。
登山道は整備されている。
白い花の出迎えにあう。
今日はこの花とあけぼのつつじをセットでよく見かける。
あけぼのつつじが満開登山道から筒上山が見えてきた。
アケボノつつじがいたるところに咲いている。アップで撮影。
高度を上げていくと、石鎚山も視界に入ってきた。瓶ケ森と西黒森も遠望できる。
石鎚スカイラインもくっきり見える。岩黒山頂上、撮影だけの休憩
筒上山から手箱山方面、筒上山の下には丸滝小屋の白い屋根が見える。尾根を丸滝小屋に向けて降りる。
途中分岐点の道標がある。丸滝小屋方向へ丸滝小屋。小屋の前が広場になっている。
右の道が今降りてきた岩黒山に続く道、左が土小屋へ続くトラバース道ちょっと見えにくいが、筒上山を指す道標がある。一端くだりとなる。
日陰つつじが咲いている。こんな登山道が続く。一部スチール製の橋が朽ちかけている。
三つ葉つつじも咲きかけている。筒上山への尾根ルートを示す道標を発見。
以前登った時は道なりに山腹を迂回するコースで登ったが今回はこの尾根ルートを選択。
あまり利用されていない模様でいきなりやぶこぎ。でもやぶこぎはここだけ。筒上山にもアケボノつつじが群生している。
結構きつい登りが続くが、アケボノつつじが癒してくれるやっと頂上が見えてきた。
筒上山1889.3m第一のピーク。ここで昼食をとりしばらく寝転ぶ。頂上からの眺め、石鎚山・二の森。
頂上からの眺め、岩黒山。そして手箱山方向。
もうひとつのピーク。あちらにも1889.3mの標識があった。下りを開始。
鎖場を下りで利用する。覚心寺道場が直下に見える。
下から見上げると、結構この鎖場はきつい。筒上山と道場の全景
立派な石垣。どこから運んできたのだろう?石鑿の加工の跡がある。帰りは歩きやすい山腹コースを選択。ブナの森眺めて下る。
途中、二股に道が分かれ赤テープは右下に誘うように木に巻かれているが、ここは左へ。
右へ下ると手箱山登山口に行ってしまう。
丸滝小屋の先にある絶壁がこちらから見ると、見ることができる。
丸滝小屋から土小屋へ向けトラバース道を行く。三つ葉つつじが満開。難なく土小屋まで帰れる。

石鎚山系

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