石鎚山 土小屋コース


 20代の頃は山登りなんて考えもしなかった。せいぜい松山城の城山に登るくらいだった。その城山もリフトかロープウェイを利用することもあった。土小屋には結婚前の妻とポンコツ車ニッサンチェリーで石鎚スカイラインを上り来たのが初めてだった。勿論ドライブ目的で石鎚山に登ることはなかった。それが今では年に一度は石鎚山に登りたいと思うようになった。山頂でコーヒーを沸かし飲むのが至福の時になっている。
 石鎚山の登山口の中では土小屋は一番の高所にあり山頂との高度差は約500mしかなく2時間半ほどで頂上に立つことが出来る。中級登山者にはとってはハイキングコースと思われるかもしれないが、その登山コースは変化に富み初夏の新緑秋の紅葉と絶景そして高山植物がが登山者の目を楽しませてくれる。また鎖場でスリリングな体験もできる。
そのため一度石鎚山をこのコースで登った者の多くがリピーターとなって毎年石鎚を目指すのだろうと思う。秋の登山で初めてブロッケン現象も体験できた。  
ルート図
土小屋から見た石鎚山〜二の森。雲一つない快晴。
石鎚山全景
弥山から遠望、手前から西冠山、二の森、堂ケ森
弥山から天狗岳を望む、春。この岩場の尾根を伝って天狗岳まで行く。
弥山から天狗岳を望む、秋。
正面が瓶ケ森、右奥が伊予富士、その右が西黒森。瓶ケ森の左に笹ケ峰が見える、その左が沓掛山か?
左下の白い屋根が土小屋にある白石小屋、その上が岩黒山。右手の山が筒上山〜手箱山
この岩壁を登ってきたクライマーがいた。3時間かけて登ってきたという。

秋、土小屋の石鎚神社の先に登山口がある。最初北側斜面に沿って緩やかな登山道歩く。鞍部を過ぎた休憩所の先の登山道から見た石鎚山
望遠で覗くと、東稜コース北壁が迫力で迫ってくる東陵基部。ここから通常コースを離れ左に入るとスリリングな東陵コースが始まる。
二の鎖弥山から岩場の尾根を歩くと天狗岳に到達する。
天狗岳から弥山を望む、登山客で立錐の余地もない大砲岩へ下る途中、天狗岳を望む、霧が舞い上がる。
大砲岩墓場岩、紅葉が美しい
墓場岩に若い女性が立っていた。度胸があるなぁ初めてのブロッケン現象


高山植物

石鎚山系

山歩き本編

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