伊吹山 1377m


 5月中旬伊吹山に登った。伊吹山は、琵琶湖の東、滋賀県と岐阜県の境にあり、滋賀県の最高峰(標高約1377m)である。石灰岩で形成されており、がっしりと構えた独立峰の山容は男性的であるとともに、その山頂には四季を彩る美しい高山植物群が見られる。山の品格、歴史、個性に優れているものとして、深田久弥により日本百名山の一つとして選ばれている。
 山頂からは眼下に琵琶湖、比良、比叡の山々や日本アルプス、伊勢湾まで一望の大パノラマが広がる。古くは『古事記』や『日本書記』にその名が記され、日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説にも登場する歴史的な山で、古来より著名な薬草や亜高山植物、野鳥、昆虫の宝庫としても有名である。
低山だが侮ってはいけない。結構登りごたえのある山である。アップダウンはなく登り一方の山である。3合目からは視界が開けていて晴れていると爽快である。  
ルート図
これは名神高速のSAから手前琵琶湖と伊吹山を撮影したもの。遠くにかすんで見えるのが伊吹山。 旧ゴンドラ駅舎。現在は運行していないので、3合目までは林道をタクシーで行くか登山口から歩くしかない。この日ここに着いたのが12時前だったので迷わずタクシーを選んだ。正解だった。登山口から3合目までは下りに利用して分かったのだが、見晴らしも悪く延々長い。タクシーで約2500円出す価値は十分あると思う。タクシー会社の電話番号は林道入り口のゲートに書いてある。都タクシー0749-62-3851
3合目から見た伊吹山全景
花の名前調査中花の名前調査中
4合目手前、ここまでは穏やかな登りで登山道も広い
花の名前調査中4合目をすぎると、登山道はジグザグで岩もゴロゴロ露出してくる。
花の名前調査中花の名前調査中
5合目、ここには休憩用のベンチや自販機、小屋もある。
6合目の手前、正面に見える建物は壁が石造りの避難小屋。風が強い。
避難小屋、石を積み上げたものではなく、コンクリート造り。壁面に石を飾りとして貼り付けている。花の名前調査中
7合目付近から登って来た登山道と琵琶湖を見る。琵琶湖沿岸のたんぼには水が引かれ一見洪水に見舞われたように見える。
8合目付近にある行導岩、円空もここで修行したと言われている。8合目、ここまでくると頂上へ向かう稜線がはっきりと見えてくる。
花の名前調査中登山道の左手にある手掛岩、ここから上は上の領域であるという山岳信仰の結界を示す岩だという。
花の名前調査中、頂上近くになると花の群落が現れる。頂上へ向かう稜線
花の名前調査中頂上はなだらかな丘になっていて色んな建物が建っている。後ろに見えるのは売店群
頂上から琵琶湖を見下ろす
左に広がる平野は名古屋方面か?
日本アルプスの山々も遠望できる。
三角点ドライブウェイ駐車場
日本武尊の像立派な公衆トイレ
下山、3合目までの登山道がはっきり見える
これはオドリコソウか3合目、下山は歩きで
延々と長い3合目からの登山道やっと登山口に下山

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