五代ケ森 1713m


 10月12日(土)久万高原町の五代ケ森(1,713m)に初めて登った。久万高原遊山会の人たちが「最短コース」登山道を整備されたことをHPで知って挑戦してみた。前に同じく久万高原遊山会の人たちが整備された「尾根コース」は、友人に聞くとアップダウンが激しいので結構ハードだと聞いていた。いつか挑戦しよう、今年の秋と思っていたのだけど、HPを見るとこの「最短コース」が整備されたことを知り早速登ってみた。
 「最短コース」だけあって、登り一辺倒、ひたすら尾根までは急坂を登り続けるコースである。尾根にたどり着くと楽かといえばそうでもない。先に整備されたコースのせいでスズタケがもう背丈ほど伸びて登山道を覆っている。非常に難渋した。登山道が見えなくて頂上近くの三角点もやり過ごしてしまったくらい。
 頂上は正面に石鎚山、二の森、堂ケ森が見え360度視界がきく。登った日は快晴であったが、木々が邪魔になって絶景とはいかなかった。3連休の初日であったが他に登山者はいなかった。多くの登山者が来るようになると登山道も明瞭になり歩きやすくなると思うのだけど。

ルート図
面河支所の近くに「大成地区」への入り口のゲートがあるのでそこを入る舗装された道を10分ほど上がって行くと、左への分岐があります。そこが坂瀬林道の入り口です。坂瀬林道を進みます。
坂瀬林道をまた10分ほど上がって行くと通行止めの鎖があるので、路肩に車を止めて登山口まで20分ほど歩くことになります。左側は深い谷になってます
しばらく歩くと正面に堂ケ森が見えてきます。 ここが登山口、手前に結構広いスペースがあります。ここまで車で来られると楽だし駐車も簡単に出来るのにと思うのですが、林道って誰が管理してるのだろう?登山口の横には作業小屋が建っているのでそれが目印になります。
ちょっと小さいですが標識もあります。最初は自然林の中を進みます。赤テープもところどころにあります。
しばらく歩くと人工の石積みがありました。かつてはこんな所にも人が住んでいた?赤テープを目印に快適な登山道を(この辺りまでは)歩きます。
標識を右折、ここから人工林の急坂が始まります。こんな感じで人工林の中を直登します。
標識、赤テープに従って窪地に進むような感じです。ちょっとこのあたり迷うかも。根本が3本に分かれた大木に出会います。ここは右上方向に進みます。標識があります。
自然林に変わります。紅葉はまだ。赤テープに従って登ります。 ブナの倒木を右手に見ながら進みます。このあたりから笹が生い茂ってきます。
登山道はこんな感じになります。笹を切り払って登山道を作ったという感じです。ほんとうにご苦労さまです。笹の繁殖力は強いので背丈ほどに伸びてしまっているところも。
やっと尾根にでます。この標識は手前の「坂瀬林道」を示してます。尾根には、「五代ケ森」の方向を示す標識が笹に隠れるようにあります。反対方向に行くと四辻の森方向
スズタケに覆われた尾根道を歩きます。コースが整備された時は多分明瞭だった登山道も見えにくくなってます。笹の海
登山道から筒上山が見えました石鎚山も木々の間から見える
このあたりまで来ると紅葉が始まっていたスズタケに埋もれるように進みます
ただ、見上げると秋の空が澄んでいていて気持ちがいい。
石鎚山が正面に見えてきた
と思ったら頂上でした。手前に三角点があるはずなのですが、見落としてしまった。頂上はこんな感じ、広くはありません。
頂上に立つと正面に、右から石鎚山、二の森、鞍瀬の頭が見えます
目を左に移すと、堂ケ森が
二の森と鞍瀬の頭をアップで
石鎚山をアップで、右から南尖峰、天狗岳、弥山
下りの登山道から見た、筒上山、手箱山
岩黒山
キノコ1キノコ2
キノコ3木の実
秋の花1秋の花2
秋の花3秋の花4
秋の花5秋の花6

石鎚山系

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