堂ガ森


   梅ガ市登山口から歩き始める。堂ガ森まで4,068m3時間とある。以前登った登山道と少し違ってるかなと思った。林道を少し歩くと左手に登山口がある。ここから延々登りだけのコースである。
 最初は杉の急な植林地帯を登る。登山道が雨にぬかるんで滑りやすい。やっとの思いで尾根に出ると、広葉樹も少し見え始めるが、ここからの稜線も結構急峻である。
 またしばらく歩き、森林限界を超えたのか笹原となり幾分歩きやすくなる。その日は午後から晴れるとの天気予報だったが、見えるのは真っ白なガスのみ。ここからスパッツだけではズボンがびしょぬれになりそうなので、下も合羽をはく。
 あと900mの道標を過ぎしばらく歩くと、保井野分岐点に着く。ここから一気に頂上まで行こうとしたが、雨風が強くなり、避難小屋で昼食にしようということとなり、避難小屋にたどり着いたが、屋根は飛び、床は抜けてとても休憩できる状態ではなかった。
 そこで、避難小屋手前の広場で昼食。暖かいスープとコーヒーで体を温める。昼食後突風の吹く頂上の土をふみ急いで下山とした。
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堂ガ森入り口。頂上まで4,068mとある。林道をしばらく歩くと登山口となる杉の植林地帯を延々歩く
ほっと一息つける尾根道笹原にあるあと50分の道標保井野分岐点
荒れた避難小屋避難小屋手前の広場で昼食突風の吹く頂上
登山開始直後の登山道に咲く野イチゴの花墨絵のような笹原の花。幻の笹の花と思ったが違っていた。
2004年二ノ森側から見た堂々とした堂ケ森

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