大山(弥山)1709m 


 8月2日(火)夏休みをとって伯耆大山の日帰り登山を敢行。前日の夜10時前に床に就いたが蒸し暑くて眠れない。2時間ほどうつらうつら出来たが、2時に起床。準備をして3時過ぎに友人を迎えに行く。一緒に行く友人は緑内障で夜は目がほとんど見えないので、私が運転手。眠くてしょうがない。岡山県の総社SAで明るくなったので運転を交替してもらって車内で仮眠したが、疲れはとれなくて体全体がこわばっていた。

 所々で休憩をとったので、5時間ほどでやっと登山口駐車場に到着。睡眠不足と運転の疲れで最悪のコンディション。気合で登山開始。でも湿度と気温が高く汗が噴き出る。それと大山は登り一辺倒の山なので気が抜けない。思ったよりしんどいのである。一休みしたところで一人遅れて単独行となる。途中の避難小屋のある六合目で15分ほど大休止した。そこでおじいちゃんとおばあちゃんと一緒に登山していた小学生?にバナナを貰ってエネルギー補給。

 結局休み休みして2時間40分で頂上。頂上付近は高山植物が多くて目を楽しませてくれる。頂上に着いた時はガスで視界がなかったがしばらくして晴れて日本海方面が見渡せた。

 帰りは少し歩行距離が長くなるが、行者コースを下った。下山も楽ではなかった。急勾配のところを延々下るので膝にダメージがくるし暑さで体力も奪われる。この下りコースは大山が信仰の山だと実感させられる。最後は参道歩きとなる。大神山神社奥宮、賽の河原、大山寺を経てお土産店が並ぶ下山口にやっと到着。疲労困憊した。下山に要した時間は2時間20分。


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大山周辺の神社仏閣

大山で見られた夏の花


大山登山のホームページから拝借したリアルな登山マップ。赤のコースで登山・下山した
大山登山道近くにある南光河原駐車場。
溝口ICからここまでコンビニもGSもない。お昼の弁当を買えなかった。
平日8時過ぎ到着したが、既に満車状態。
駐車場すぐ横の橋から見上げた大山北壁。
この橋を渡ったところに食堂があり、そこで紙袋で包んである弁当を買う。700円。頂上で開けてみてびっくり。おにぎり2個とたくあん2切れのみ。
駐車場から約100m先にある夏山登山口。8時40分頃登山開始。登り始めは、阿弥陀堂に向かう石畳の登山道。
阿弥陀堂への分岐。大山山頂へは2.5km。登山口から0.3kmの地点。つまり登山口から頂上までは、2.8km。標高差は約1000m。ブナ林を行く。
こんなものがあった。標高1000mを過ぎたあたり。もう汗びっしょりになっている。
こんな登山道をひたすら登る。大山は単独峰なのでアップダウンや巻道がなくひたすら登る。5合目にあった山の神の祠。
元谷経由大山寺へ降りる行者谷コースへの分岐。下山はこのコースを降りる。足元に岩がゴロゴロ目立ち始める。
6合目近くの避難小屋。ガスで真っ白。
ここでもうぐったり、大休止を取る。小学生にバナナをもらう。
写真の青い服の人に早く行かないと頂上は雨になると言われ、登り再開。
展望が開けてくるがガスは晴れない。
少しガスが流れて見晴らしが良くなった。これは下を見ている。頂上真近の感じ。
崩落している北壁が迫ってくる。大山頂上近くの南面。ダイセンキャラボクの純林が広がっている。登山口から2.3km。
山頂小屋に着いた時はガスで真っ白の状態。頂上の休憩所。11時20分頃。ここで弁当を食べる。
弥山頂上。1710.06mヘリコプターがしばらく旋回していた。
剣ケ峰に向かう縦走路。このコースを行き、転落する人も多い。さっきのヘリは遭難者を探しているのか?しばらくすると、ガスが晴れてきて下界の景色が見えてきた。
避難小屋の中の様子。水洗トイレもあった。下山開始。だいぶ晴れてきた。
崩落を続ける北壁。
行者谷コース。ブナ林の中、木道を歩く。
陽光にブナの緑が美しい。
元谷まで降り見上げた北壁。
アルプスの風景のよう。
崩落による土砂をせき止める堰堤の下にある登山道を渡る。大神山神社に向かう下山道。
大神山神社奥宮に到着。やっと下山。お土産街の端にあるモンベルの店。疲労困憊で入る気がしなかった。

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