2006.4.15

ガーデニングライフ


 放浪記というメニューにはふさわしくないのかしれない。自由でありたい、束縛されたくない、だから出口を求めて放浪する。小心な私は、映画の世界や居酒屋にそして山歩きにプチ放浪するのかなと思う。どうも私は始終体や頭を動かしていないと落ち着かないみたいだ。
 家事の都合で家にいないといけないことが多く、落ち着きのない私が今回対象にしたのがガーデニング。実家に親と同居することになったので、家のリフォームを業者に依頼したけれど、外回りまでは予算がなかった。家には大工だった父が使う機会もなく放置していた材木や資材が残されていたので、これを利用して造園をやってみた。1月から3月まで毎週土日をつぶした結果である。
○ウッドデッキ
 父の残した材木を知り合いの方に引き取ってもらって製材をしてもらい、その方の指示のもとに一緒にというよりは私は補助という感じで作り上げたウッドデッキ。お礼も含めて費用は数万円です。塗料はオイルステンを使用しています。写っている木製のガーデンベンチも知り合いの方の手作りのプレゼントです。


○枕木風の材木を利用した駐車場スペース
 「枕木」は父が残していた材木に防腐剤・クレオソートを塗って作成。写っているタイルのところまで庭石が配置された庭だったのであるが、庭石を動かし、庭木を切り抜根し、土を掘り起こし砂で整地し、「枕木」を並べた。結構手間のいる作業だった。一番しんどかったのは、庭石を動かすこと。そして一番難しかったのは、「枕木」の水平をとること。 費用は、材料代がただだったので、防腐剤の購入費用くらいだった。左側に庭木があり、あまり深く掘ると根を痛めるので、「枕木」を敷けない部分はレンガを敷いた。余った「枕木」は立ててアクセントとして利用している。


○離れ前の敷石・「枕木」・花壇 1
 これも父の残していた材木やレンガ等を利用して母の住む離れの前を整備したもの。写っている大きな庭石はもともと玄関先にあり、次のつくばいのところで利用したかったのであるが、業者さんに頼んでもここまで持ってくるのが精一杯であった。


○離れ前の敷石・「枕木」・花壇 2
 離れに続くアプローチ。雑誌に載っていたのを参考に作成。砂利は熱帯魚の水槽に敷いていたものを転用。 最後まで使い道のなかった材木を利用して花壇を作ってみた。


○蹲(つくばい)
 この中庭にはもともと父がモルタル仕上げの池を作っていた。それを蹲に変更した。庭にあった石を運び蹲の決まりに従って石を配置したつもり。筧も自分で作成した。中にはホースが仕込まれているので、水鉢に水を流すことも出来る。自分としても気に入った出来栄えと思っている。 費用は、「池」の中の那智石と手前の五色の玉砂利、庭木のどうだんつつじ、水鉢、背後に設置した垣の購入費用くらいである。今後、気に入った灯篭があれば設置し、土の部分を全面砂利を敷いて完成としたいと思っている。

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